おはようございます。
とうとう恐れていた事が現実となりました。日本人のフリージャーナリストの後藤健二さんと湯川遥菜さんの二人がイスラム国に拘束され、日本の総理を名指しで、２億ドルを要求…。72時間以内に従わなければ二人を殺すと…。何れこの様な事が起きるのでは…と懸念していましたが、現実となってしまいました。
日本人がいくら戦闘に加わらないと言っても、政府が中東の国々に関わっているのだから、私は何れこの様な事が起きると思っていました。安倍さんはエジプトで２億ドルを寄付すると宣言し、その事が彼らを刺激した。
8500キロも離れている国が、戦闘に参加をしている国であると宣言をしているのだから、一人１億ドル、計2億ドルを支払えと…。さぁ安倍さん、日本政府は如何する？
以前、飛行機をハイジャックされ身代金を要求された『ダッカ事件』では、「人間の命は地球より重い」とし、支払いをしましたが、今回の要求は桁違いの多さですよ…日本円で２３６億円です。払うにしろ払わないにしろ、世界も日本国内も意見は二つに割れるでしょうね…。
ただ…湯川さんは昨年、親の反対を押し切ってシリアに行き、そこで拘束された…。一度は拘束されたものの、後藤さんの仲介で釈放されて帰国。そして再びシリアへ。それも「金儲けがある」と言って出かけた…。
これ程危険なところへ行くことは、一民間人がすることではありません！行く方がいかがな物かと思います。かたや後藤さんの場合は完全なジャーナリストです。誰が良いとか悪いとかではなく、各自が大人なのですから、自己責任での行動をしなければ…。
それと安倍総理が中東へ行く事を、政府内でも止めたようですが、フランス問題があるからと言うのに、安倍さんは出かけた…。そこで、2億ドルの寄付を決めたわけです…。確かに人質を取ってのイスラム国は卑劣極まりない事をしていますが、どうなるか心配ですね…。政府もシリア周辺には行かないようにと注意を呼びかけています。
日本人一人一人が責任ある行動をする事です。身代金を払えば、日本は金になる…と思われ、払わなければ敵とみなされ、日本国内でもテロが起きかねない。難しいですね、参りました。
また書きます。