おはようございます。
二千数百年前に生きていた中国の『老子』という人は、「無用の功」という事を言っています。「有以利為、無以用為(有を以って利と為すは、無を以って用を為せばなり」と…。物を利用しようと思えば、空間がなければ使えない。例えばグラスでも、皿でも中に物が詰まっていれば他のものは入れられないという事で、空間がなければ駄目だという事です。
今、自民党が民主党に言っている事は、1+1=2であると…。野田が近いうちと言ったから、即解散だと…。嘘だらけの 政治の世界で、必ずしも2にはならない。これはあくまで私の考えですが、考えてみて下さい、コップ半分ずつの二つの水をどちらかに移せば二にはならずに、ピッタリ一つになりますよ。1+1=1なのです。
この事を逆に言えば、政治は『数』であるの定義で、第三局も自民も民主も全部の政党が数を集めるのに躍起となっていて、政策などは何処吹く風で、呆れるばかりの体たらくです。いくらガラクタを多く集めても、数はあっても、中身がない自民にも民主にもチルドレンが良い例ですよ。今、維新の会が非難されている事ですよ、橋下さんの人気が落ちたのは何でもかんでも数に頼ったからです。
自公がいくら叫んでも、解散をして選挙をやれば民主の崩壊は目に見えているのに、野田が応じる訳がない。その事を承知をしていて解散を叫ぶ野党にも半分は責任が有る!特例法案は直ぐやらなければ・・もう少し党利党略より、国民の事を考えなければ自民、民主、第三局も国民から見放される(もう見放されているが)惨めな事になる…。
しかし、この政治の混迷は何時まで続くのか…?!烏合の衆の寄せ集めになって離合集散を繰り返せば、いずれは消えていきますよ。橋下、石原、渡辺にはそうなってほしくはありませんね!それと野田がまともな嘘つきではない政治家か後ニ、三週間で解りますよ。
また書きます。