おはようございます。
今月は今年最後の相撲、九州場所です。白鳳は双葉山の69連勝の記録を破れるのでしょうか?
日本の相撲の記録は遠く『日本書記』『古事記』に出てきます。野見宿禰(のみのすくね)と天手力男命(たじからおのみこと)の相撲です。それからは、鎌倉時代の吾妻鑑に河津三郎等の名前が見えます。武士の間で、はやったのでしょうか?
ずうっと下がって江戸期の相撲の始まりは、四谷塩町のささ寺から始まり深川八幡宮、そして現在の両国回向院(えこういん)の勧進相撲となりました。
江戸川柳に「一年を10日で暮らす良い男」と言われるように、当時は1年に1場所10日制だったみたいです。後は巡業に出たり殆どが大名や旗本、町の豪商などのお抱えで暮らしていたようです。
有名なのは第4代横綱の谷風梶之助(寛政年間の人で奥州仙台宮城の生まれ)です。この人は実質初代横綱みたいなものです。記録が凄いですよ、47場所で25年258勝で負けたのがたったの11敗。25年で47場所とは10日制で年一場所だと計算が合わないのですが、まあ現在の相撲だって最初は10日、13日、そして現在の15日、場所だって年6場所になったのは戦後ぐらいではないですかね。
それと何かの本で読んだのですが、横綱は名誉職であったようです。大関の雷電為衛門は勝率9割以上にもかかわらず、最後まで大関です。
ですが、両国回向院の横綱歴代の墓石には、ただ一人「大関雷電為衛門」と書かれて乗っています。何か現代では理解出来ない事があったのでしょうか?それにしても昔の関取は強かったのですね。
さあ白鳳に戻りましょう。他国から来て良く頑張りました。日本の相撲史に燦然と輝く記録ですよ、我が日本の力士も頑張って貰いたいですね。今朝の新聞にも双葉山の連勝を止めようと、他の力士があの手この手と苦労をした事が書かれていましたが、現在の力士達はただ漠然と相撲を取っているようで工夫が足りないし、勝とうと言う気迫が感じられません。大関陣にも頑張って貰いたいですね。・・・・
アメリカも大変な選挙でした、オバマさん大敗ですね。上院、下院が日本と同様ねじれてしまいました。日本もアメリカも大変な政局です、心して掛からないとフカやサメのような中国・ロシアのような国が牙をむいて来ますよ。
日本政府もおたおたしないで毅然とした対応をして貰いたい。ロシアが何ですか、理屈をつけて金でも引き出そうとしてる魂胆が見え見えですよ。北方領土は、間違いなく我が国の固有の領土です。あそこで暮らして居た人達は終戦の時に理不尽にも武力で追い出されたのです。国民を守れない国は国家とは言えませんよ。国会議員の皆さん、小沢問題はもう結構です、本当に国難ですよ。
また書きます。