舞台は独特な匂いがします。


懐かしい。


舞台の板はヒノキ?


あの頃、客入り前のしんとした会場の通路は格好の準備運動の場だった。


ストレッチ・発声・台詞の確認


何百回ものステージ。


劇団を辞めてから、イベントなどで客席に座ると、とてつもない違和感を感じてた。


舞台から客を見てたのが、客席から舞台を見る。


二つの方向が絡まる錯覚。 それは決して居心地のいいものではなかったよ。


やっと抜け出すのに10年かかった。


今日久しぶりにホールでの仕事だったけど、


居心地良かった。


すっかり役者ではなくなった自分に安心したりして(^^)


高橋ユミ子のハートダイアリー