爆睡。
朝5時、何時もの時間にスッキリ目覚める(笑)

手術は9時15分から。
順番は一番目。

手術室の看護師さんがお迎えに来てくれて病棟から手術室へ歩いて移動。

途中にある家族控え室前で一瞬だけ夫と会う。

新型コロナの影響で手術後の家族の付き添い(普段は許可されているらしい。)はなし。
意識があれば手術室から病棟に帰る時に一瞬また顔が見られる。

ほんの数メートル並んで歩き手術室の前で手を振って別れた。


ここから夫は手術が終わるまで院内待機。

手術時間は5時間程度と聞いていた。

5時間の待機って長いよね汗



手術室では今日受ける手術を自分で発表する。

「両胸の全摘とセンチネルリンパ節生検。」


不織布のお帽子をかぶり、マスクは外して術着を脱いでタオルケットにくるまれてベッド?手術台?に寝転がる。これもやたらと横幅が狭かった。


麻酔医が血管を確保・・・確保・・・二回目で成功。

毎回血管絡みではいつもご苦労をおかけしますショボーン

麻酔がきいた後に足に血管を取り直すと言われた。実際左の太ももに点滴が刺さって病棟に帰ってきました。



ゆっくり点滴が落とされ始める。

目はらんらん。

いつもこう。

麻酔関係は効きにくい。


麻酔医が顔を覗きながら「全然眠くないですか?」と。


はい。



それから少ししてふわぁんとなったな、と思った次の瞬間は


「深呼吸してー。」

と言う呼び掛けだった。

言われた通り深呼吸すると気管の管がすぽんと抜かれた。

ぼんやりする中で術着を着せて貰い、ベッドに移動させて貰い病棟に戻る。



また家族控え室の前で一瞬夫と顔を合わせ、ベッドは立ち止まることなく病棟へ。

手術時間は4時間半。
出血も70ccと少なかったそうだ。
(手術5時間出血は100~200cc位と言われていた。)

手術後の人用のお部屋。
ナース・ステーションの真ん前。

戻って来た時の姿は
ガチガチに胸帯で固められた胸元。
足には点滴と血圧計とポンプ。
身体の両脇にドレーン。
酸素マスク。
心電図の電極。
手の指にオキシメーター。
反対側の手にナースコールを握らされた。
両手両足全部使用。


病室に帰って来てからはとにかく胸元全体が痛い!

痛み止を追加して貰いひたすらうとうとした。

とにかく起きてると辛いから可能な限り寝た。

次に意識がはっきりしたのは夜の9時。
手術が4時間半で終わってるなら病棟には2時位に戻ってるはず。よく寝た。

このまま夜中寝られなかったらどうしようと心配したが、結局翌朝まで寝たり起きたりうとうとし通しだった。