4/1に文部科学省の教育関連の支援ポータルサイトが発表になりました。

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http://manabishien.mext.go.jp/


政府による、支援物資のマッチングサイトを提案し続けてきたので、一歩進んだことが有難いと思いますが、教育関連だけではなく、食糧や日用品や医療や介護関係なども必要です。
省庁別に行うと、食糧は農水省、日用品は経済産業省、医療などは厚生労働省・・所管が分かれます。

【各省も設置を!】

早速、農水省、経産省、厚労省など関連する各省も、支援情報サイトを同じ形で設置するように政府に提案しました。本来は官邸で一元的に設置するのがベストだと思いますが、各省の設置でもベターです。
文科省と同じプログラムで対応できるはずですし、各省は企業などから支援提供情報をもらっているので、本気になればすぐにでもできるはずです。

【支援ニーズをつかんでマッチングする手伝いを!】

4/3時点で、文科省のサイトを見ると、支援提供情報はすでにたくさん入っています。たくさんの方々の支援したいという思いが伝わってくるようです。

しかし、支援要請は1件も入っていません。

二つの理由があると思います。

一つは、被災者で支援を必要とする方々は、パソコンがなく、この情報にアクセスできないことです。
もう一つは、仮に支援要請を掲示すると、対応しきれないほどの連絡が来ることが予想され、電話番号等の掲示がためらわれることです。

うまく回るようになるためには、被災者の方々のニーズをつかんで支援提供者と結びつけて、運送などの手配も行えるコーディネーターが必要です。

言うは易し、行なうは難し、と痛感しています。

私自身、被災地のニーズをキャッチして支援と結びつけるお手伝いをさせて頂いていますが、支援したいという有難いお申し出をたくさん頂きつつも、それを欲しいと思っている方にちょうどよい数を届けるのは、なかなか難しい。普段の生活で考えているように簡単にいきません。
例えば、避難所に200人いらっしゃれば、200個以上揃わなければ、なかなか配れないからです。190個では足りないのです。

数が揃うまで、マッチングしてあげなければなりません。
人手不足の現地にそこまでやって頂くのは今はとても無理です。

自分で経験したことを踏まえて、コールセンターで情報を受けマッチングする機能を設置することも、改めて政府に提案しました。

一歩一歩ですが、頑張ります。