当院には不眠症でお困りの方も沢山いらっしゃっています。

僕は首の調整やヒーリングを行うことで、自律神経や心理的ブロックを整えて不眠症から解放してゆくセッションをご提供していますが、セルフケアで解消できる方法もありますのでご紹介します。

①意識を身体に向ける

仰向けに寝て、鼻から息を吸い込んでください。胸式呼吸でも複式呼吸でも結構です。
そして、口からゆっくり息を吐く。息を吐きながら両手でげんこつを作って力を込めてください。
息を吐き切ったら息を吸い込むと同時に一気に両手の力を抜いて脱力してください。
その際、思いっきり全身の力を抜くことがポイントです。

そして、緊張が緩んでいる身体の状態へ意識を向けてください。
それを3回ほど行うだけで、うとうと眠気がくるでしょう。

こちらのビデオを参考になさってください。

②羊の数を数える？

羊が一匹、羊が二匹・・・、昔から眠れない時は羊の数を数えると良い、と言われてますね。
数えるのは、羊ではなくて頭の中の想念。
何となく頭に浮かんでくるものへ番号をつけてゆきます。

映像や感情が浮かんだらそれに①という番号を付ける。別のものが浮かんだらそれに②を付ける、その次には③というように番号を付けていく・・・
頭の中で起きていることを客観的に眺めてゆく感じですね。
そうすると思考のぐるぐるから解放されて、気がつくと眠くなってゆきます。

③寝ようとしない？

そして、極めつけは寝ようとしないこと。
寝よう寝ようと頑張ると、どんどん身体が緊張して目が冴えてしまうことがあります。
眠れないという問題にフォーカスすればするほど悪循環におちいる。

そんな時は横になりながら、頑張って目をつぶらないようにしてみてください。

目を開けている時って、いがいと閉じているときより思考が働かないんです。
すると、だんだん瞼が重くなってくる、それでも目を開くように努力する。
そんなことをしているうちに気が付いたら眠ってしまっている。
眠らないように努力してると逆に眠くなるって、面白いですよね。
退屈な映画を観ている時にどうしても眠くなってしまう感じです。