冷たい雨でスタートした2月2回目の3連休。

 

今日、2月23日は天皇陛下の64歳の誕生日。

 

今年の1月2日の新年一般参賀は能登半島地震の発生直後ということを考慮し急遽中止に。

個人的には令和元年5月4日の天皇陛下御即位の一般参賀以来。

ここ数年はご存知の通りコロナ禍で開催自体が中止になったり抽選制で少人数での開催となったりでなかなか参加するのが難しかったが、ようやく制限なしでの一般参賀が戻ってきた。

 

雨の東京駅もなかなか風情があってイイ

 

皇居前広場へ向かう途中で日の丸の小旗をいただく。

 

関東はこの冬一番の冷え込みで日中の最高気温が4度という悪天候であったが、多くの人々が開門前に列をなしていた。

 

ただ、私も何回か一般参賀に来たことがあるが例年に比べると明らかに人が少ない。

 

ニュースによると今回の参賀者数は約1万6千人。

平成最後の新年一般参賀約15万人の1/10か・・・。

私は雨が降ろうが雪が降ろうが槍が降ろうが今回は行くと決めていたのだが、SNS上では「寒そうだから今回は断念・・・」「雨だから行くのやめよう・・・」のような投稿も多く目にした。

う~む・・・遠足じゃないんだから・・・。

 

しかし、このような天候であったがのちのち大事な光景を目にすることに!

これは現地に行かないとわからない事であった。

まさに「現場主義」。

 

9時半開門で自分は9時過ぎに東京駅に降り立ったのだが、例年ならセキュリティチェックなどの時間のかかる関所もスムーズに終わり、10時頃には皇居宮殿東庭に到着。

 

 

 

あっさりと第1回のお出ましに間に合ったのだが、多くの人が傘をさしていたので視界が悪い・・・。

まぁこんな天気だから遠くから少しでもお姿を拝することが出来れば御の字と思っていたら・・・

 

10時20分のお出まし予定の2分前くらいになったら、誰ともなく自然と傘を閉じこのような景色に。

 

おぉぉぉぉこれには鳥肌が立った。

 

決して放送等で「傘を閉じてください」というアナウンスがあったわけではないのだ。

皆が自発的に傘を閉じ、冷たい雨に濡れながら陛下のお出ましを静かに待っていたのだ。

陛下を敬う気持ちもあるだろうし、他の人たち(後ろの人たち)が見やすいようにという思いやりの気持ちもあって、ここにいる人々が自然にそのような行動を取ったのであろう。

 

↓↓FNNの記事でもそのことに関して触れられている。

 

 

これぞ日本人の素晴らしさ。

(もちろんその場にいた外国人も含む)

このような悪天候だったが逆に清々しい気持ちになった。

 

その後は日の丸を振って天皇陛下の誕生日を祝った。

 

なお、一眼レフカメラを買ってから初めての一般参賀となった私だが、このような条件だったため全然上手く撮影出来なかった。

そのため先ほどのFNNの記事の素晴らしい写真のリンクを貼って今回のブログはおしまいにさせていただく。

 

(一部?多数??の)政治家たちは腐りきっており今や政権与党の支持率は地に落ちたも同然だが、一般の日本人はまだまだ誇り高きそして優しい人々であると実感した一日となった。