今のところ気分最悪な僕です。
昼過ぎに病院につきまして、
最初はＣＰＡＰの解析をしていただきました。
これは睡眠時無呼吸症候群の治療の一環です。
その後、レーザー手術の準備に入ることになります。
最初に受けた処置が
鼻毛切りです。
ベッドに寝ながら、看護師さんに切ってもらいました。
手術に剃毛はつき物なのですね。
そして、事前の説明どおりに、まずは鼻の中に麻酔薬に漬け込んだ
ガーゼを詰められました。
予備知識から、痛いだろうと覚悟していた割には
意外なくらいすんなりと作業は終了しました。
何枚もガーゼを詰められるのかと想像していたのですが
実際には長さ20センチ位の紐のようなガーゼが
左右の鼻に1枚づつ詰められただけでした。
この状態で約２０分待機することになりました。
診察室が１階で２階が病室になるのですが
その２階の一室のベッドで待つわけです。
まさにリアル見知らぬ天井。
連れられる間に看護師さんから
「麻酔薬が口の中にたれてきますけど、
飲み込まないでティッシュに吐いてくださいね。」と
言われたのですが、
思い切り飲み込んでいました。
渡されたティッシュでは量が少なすぎて
とても吐き出せないんです。
麻酔薬というより唾液がです。
だから、結局ツバも薬も飲み込んでました。
しばらくすると口の中も麻痺です。
昔、歯石をとってもらった時の感覚が蘇りました。
あの時と同じように歯が浮いてましたから。
で、
気持ち悪いなあと思いながら
ツムツムをして待っていると
看護師さんに呼び出されました。
「荷物を持ってこちらへどうぞ。」
生まれて初めて手術室に案内されました。
メガネとベルトを外し
いよいよ、手術室の中に入ります。
自分でベッドに横たわると
頭だけなので裸にこそなりませんでしたが
血圧計、酸素飽和度を図る指につけるやつとお腹になんか大きなパッドを
貼り付けられました。
頭には帽子のようなものを目隠しになるくらいに被せられ
更に顔には布をかぶせられました。
よく見る、術野だけが開いているあれです。多分。
直接は見えませんでしたから。
最後にガーゼを巻いたロールケーキみたいなのをくわえさせられると準備は完了です。
この時に浮かんだ言葉は、まな板の上の鯉。
先生が入ってきますと手術の始まりです。
右の鼻の穴から順番にガーゼを取り出します。
鼻からガーゼが無くなると
「じゃあレーザー行きますよ。」
「ドンって感じで衝撃がありますけど、我慢して下さいね。」
えっ、衝撃が来るのか！
「はい、行きます。」
ドン！ジーーーーー。
確かに、衝撃がきました。
初めての感覚です。
鼻の奥で本当にドンっていう感じの衝撃があって
ジーーーーと、焼かれている間は痛みは感じません。
ただ、最初の衝撃の時に、歯に響いたのが痛かった。
歯医者さんの治療みたいに感じました。
この、ドン、ジーーーーを左右それぞれ５回位繰り返す訳です。
文字通り、手に汗握りましたよ。
次のドンが来るまでのほんの数秒がかなり怖いんです。
ただ、左の時には歯の痛みがあまりなかったのが助かりました。
「はい、終わりましたよ。お疲れ様でした。」
この言葉が聞けるまでが長かったあ。
ほんとにホッとしました。
多分、正味の手術時間は１０分もなかったと思います。
そうそう、やはり、髪の毛が焼けるような匂いは少しだけ感じました。
この後はまた、先ほどの病室に戻り
ぐったりしながら、ツムツムをしていました。
２０分位経ったところで、
１階の診察室で術後の診察を受け帰宅となりました。
診察の時に焼かれた後を写真で見せてもらいましたが
焼けた後はまるで焼き肉です。
焼いた直後は粘膜のサイズは変わらず
まずは晴れて大きくなって、晴れが引いたら小さくなって
気道が広がるのだそうです。
それとアレルギー反応が鈍感になる。はず。
その晴れが引くまでに２週間位かかるらしいです。
つまり、２週間は鼻詰まり。
先生の許可が出るまでは、点鼻薬も使えません。
今６時間ほど経過していますが
痛いです。
鼻の奥がじんじんしてます。
それから、鼻水が止まりません。
鼻にティッシュを詰めながらこれを書いてます。
今日は強く鼻をかむのも禁止です。
辛いっす。
痛いのはわかります。
焼き肉になっているわけですから。
でも、なんで鼻水が止まらないんでしょうね。
薬は花粉症用のものを頂きました。
でも、今のところ止まりません。
なんでまたこんな面倒な事をしてしまったのか。
今は少し後悔してます。
いや、でも。
きっと２週間後には
喜んでいるのでしょうね。
きっとね。
そうでないと自分が可哀想すぎます。
１４日の金曜日に診察に行くことになってますので
その後の経過はその時に記録したいと思います。