土日のクラブチーム練習でしっかり力が出せるよう、今日の自主練習は補強だけにしました。

 

今日の補強は『故障しないための補強』です。

 

太ももの表側(大腿部)や裏側(ハムストリング)は反発の強いトラックを走ったり、スピードを出したりしたときに肉離れを起こしやすい部分です。

ここを補強で鍛えておくことで、このようなケガを防ぎます。

 

(1)レッグエクステンション(大腿部を鍛えます)

 

(2)レッグカール(ハムストリングを鍛えます)


どちらもチューブを使って手軽にできます。

補助者がいなくても、椅子や柱にチューブの片端を固定すればできます。

チューブの弾力や長さ、補助者がチューブを引く強さを調節することで負荷を強くしたり弱くしたりできます。

 

次に、長距離ランナーの大敵、シンスプリントの予防です。

シンスプリントってなに?っていう人はネットで調べてください!ニヤリ

簡単に言うと、走りすぎで、脚のすねが痛くなり、悪化すれば疲労骨折につながる故障です。

 

(3)つま先の上下(すねを鍛えます)

このように補助者が上から足の甲を押さえて負荷をかけた状態で、ゆっくりつま先を上下させます。

上げるときは力を入れないと上がらないので簡単ですが、下げるときも負荷を受けながらゆっくり下ろしていきます。

補助者がいなければ、チューブを使ってやることもできますが、補助者がいたほうが力加減を細かく調節できていいです。

 

 

(4)タオルギャザー(足裏を鍛えアーチをつくります)

滑りやすい床の上に広げて置いたタオルをこのように指先でつかんでたぐり寄せていきます。

足裏は浮かさず、しっかり床につけて行います。

この運動で、足裏のアーチをしっかりつくりケガを予防します。

 

 

今日やったのはこの4種類ですが、他にもいろいろな部位を鍛える補強があります。

筋力を伸ばすことは高いパフォーマンスを引き出すだけでなく、故障を防ぐという意味でも大切です。

 

自分の力に合わせて負荷の強さや回数を調節し、地道に継続することで、やがて大きな成果が得られます。