任期満了に伴う9月7日投開票の茨城県知事選挙が21日に告示される。
立候補を表明しているのは、ともに無所属で3回目の当選を目指す現職の大井川和彦氏(自民、公明、国民民主推薦)と、新人で茨城大学名誉教授の田中重博氏(共産推薦)の2人だ。
しかもこの2人は、前回の知事選挙と全く同じなのである。
つまり余程の事が無い限り、この選挙は、物価高騰、賃上げなどの経済対策や2期8年の「大井川県政」に対する審判というもので、大井川知事の信任投票という意味合いが強い。
私も妻も今回の投票には頭を抱えている。
なにせ兵庫県の斉藤知事同様と言って良いのかはわからないが、大井川知事の任期中にも茨城県庁で13人の方が亡くなられているのである。
何度も名前を出して申し訳ないが、斉藤知事の場合でも3人なのにである…。
また、事務職限定との事だが、県の職員として外国籍の方を採用するとも公表している。
もしかすると今は人手不足なのかもしれないが、今後AIに仕事を任せられる事が増えていけば、確実に人手に余裕ができるはずなのにである。
安易に採用してしまえば、不要になったから辞めて下さいとは言えなくなってしまう事を理解しているのだろうか?
しかしながら、だからと言って共産党推薦の田中氏に投票するつもりはない。
つまり、そんな大井川氏でも信任票を投じるか、白票を投じるか、それともいままで一度もしなかった事だが投票を棄権するかである。
毎回同じ2人による知事選、つまりは幅広い選択肢が与えられない茨城県民で、大井川氏を信任できない方には今回も非常に不幸な選挙という事になる。
