「いっちゃん」の捕獲・保護が叶って、「山木屋」に固執しなくてもよくなったが、何故か一抹の寂しさを感じながら、いつものように給餌に廻る。
「町境の家」の家人に初めてお会いした。３月末の避難解除になってもここで生活するつもりはないときっぱり、３匹の猫がいてそのために帰ってきているが、ハクビシンに食べられてしまうと嘆かれていた。現在は川俣町にある仮設住宅に入居されているとも
「いっちゃん」のいない「山木屋」、工事はお休みだったが、猫たちも誰ひとりとして姿なし。静寂が支配していた。それでもいつも通りBOXにドライを補給し、ウエットを数カ所に置いた
比曽・久保曽の餌場を回る。ドライの補給と給餌だが、出会ったのは「ムク」宅で「チャピ」と「シロ」宅の猫たちだけだった。「ゲート前」で餌場から走って消えた「シロネコ」もいたが撮れなかった
飯樋の６カ所のBOXへの補給、ここでも出会ったのは、「葉タバコ」のサビと「ご老公」宅の三毛１匹だった。「うたモドキ」は今日はすぐにお出ましだった
小宮の「居付き猫３匹」宅の給餌をして、蕨平２か所のBOXへ
「栗の碑」では今日も監視カメラデータの回収、今日で１か月間データを撮ったのだが、いつも映っている「キジトラ」１匹がこの餌場を常時利用しているのが結論、捕獲を何度試みてもダメ、今日は焼きカツオを仕込んだ「ダミー捕獲器」を置いてきた。
「イチローの家」、全くドライの動きはなかった。やはり１か月間データを撮ったのだが、猫は全く映ることはなかった。昨年１２月に記録（下の写真）されて以後、消えてしまった。山奥のBOX、周りには餌場など一切ない場所なので、生きていくには厳しいだろうに・・・
家屋の解体までは、BOXは現状のままで置いておくが、半ば放置状態になるやも。監視カメラは今日までにして外した。
冷たい風が吹いて寒い一日だった