ジェラード  "44DENIM " JP94310 インディゴ | アメカジショップ「ザ ホワイツ ウルフ」のマスターの日記

アメカジショップ「ザ ホワイツ ウルフ」のマスターの日記

広島にアメカジを!アメカジショップ「ザ ホワイツ ウルフ」のマスターが 商品やその日の出来事を紹介します。

ジェラード、話題の大戦モデル!

 

 

ジェラードの新入荷のデニムパンツをご紹介します。

 

Levi'sの44年モデル、いわゆる「大戦モデル」 をジェラードクオリティーで復刻しています。

 

第二次大戦当時は物資の代用や削減などの制限がかかり、デニムパンツもボタンの変更やリベットの削減、ステッチやスレーキの変更等が行われました。

 

この時期のモデルを特に「大戦モデル」と呼びます。

 

製造期間が短い事や簡素な味わいが魅力で、ヴィンテージにおいても人気が高く、その「大戦モデル」をジェラードが復刻したのが、この44DENIM です。

 

「ジェラード  "44DENIM " JP94310 インディゴ」 です。

 

 

 

生地は、7/-(番手)×6/-(番手)の糸を使い、14oz(オンス)に仕上げています。


縦糸をアメリカンコットン、横糸にジンバブエコットンを使用し、打ち込み本数を縦66本×横44本にして、縦糸を少し減らすことで、穿き心地が柔らかく馴染み易いような生地感になっています。

 

触ると柔らかめの素材感ですが、このライトオンスの様な風合いは「大戦モデル」の特徴です。

 

 

 

 

 

 

コインポケットのリベットは、物資の削減の為省略されています。

 

 

フロントボタンもブランドネームの無い既製品に代わりました。

 

月桂樹の柄のあるボタンですので、月桂樹ボタンと呼ばれます。無地の場合もあったそうです。

 

このボタンにはエイジング加工を施していますので、パンツを穿き込んでいくとボタンのエイジングにデニムの風合いが合ってきますよ。

 

 

 

スレイキはオリーブのヘリンボーン生地を代替えにしたところを再現しています。

 

 

後ろです。

 

 

ステッチが外されたポケットです。

 

オリジナルはペンキで描かれた物もありますね。

 

 

 

 

シルエットは太過ぎず細過ぎないシルエットで、ジェラードの55デニムと66デニムの中間を取ったスタンダードなストレートです。

 

Levi's502やLee101などのようなテーパードの弱い真っ直ぐなストレートといった印象です。

 

 

今日は分かりやすく大戦モデルですので、A-2を着せてみました。

 

 

股上深めのスッキリ感のあるストレートです。

 

どのサイズで穿くかで、シルエットは変わってきます。

 

トップスとのバランスで、オーバーサイズで穿いても良いですね。

 

 

 

同じ生地の大戦モデルのデニムジャケット(Gジャン)は今月末までには入荷予定ですので、セットアップもお勧めです。

 

セットアップでも、大戦モデル独特の簡素で柔らかい感じが魅力的ですよ。

 

 

 

30年代のオールド感、50年代の完成度の高い感じ、60年代のスマートな感じ、それらとはまた違う独特の雰囲気が「大戦モデル」にはあります。

 

オリジナルはシルエットも含めて細かいディテールは「大戦モデル」の中でも色々なタイプが存在していました。

 

それらを踏まえた上でジェラードが表現する「大戦モデル」がこの44DENIMです。

 

独特の雰囲気が良く出ている仕上がりになっていますので、是非実物をご覧ください。

 

22000円 +TAX です。

 

ザ ホワイツ ウルフ HP