経年変化も楽しみなインディゴ刺し子。
桃太郎ジーンズの一重のインディゴ染め刺し子ジャケットをご紹介します。
日本伝統の刺し子の生地感にインディゴ染めのネイビーが合わさり、雰囲気のあるジャケットになっています。
インディゴ染め刺し子独特の経年変化の写真もありますので、ご覧ください。
「桃太郎ジーンズ 刺し子フレンチジャケット 03-058 インディゴ」 です。
刺し子とは重ね合わせた生地を補強の意味で射し縫いで模様を入れていった生地です。
当時は貴重だった布を、最後まで使う為に考えられた古くからある技法です。
柔道着なども同色糸で補強された刺し子です。
この生地もインディゴ染めの生地に、インディゴ糸で刺し縫いして作られています。
刺し子は凹凸感があるので、色落ちやアタリ感がデニムよりさらに出やすい生地です。
形はワークジャケットです。
フランスの古いワークジャケットをモデルにしており、刺し子の無骨な感じとフランスの古いワークスタイルの品の良い雰囲気が調和しています。
小ぶりの胸ポケットも抑えた感じがして良いですよ。
そして、いかにもアタリ感が出てきそうな雰囲気があります。
下のポケットの上に跡のようになっているのは、裏側に内ポケットがあるからです。
内ポケット自体も機能的に便利ですが、この跡を出すための仕様でもあります。
色落ちしてくると、浮き出てきてアクセントになってきます。
デニムパンツのポケットのジッポーの跡のようなものですね。
内側と内ポケットです。
一重のジャケットなので、春や秋に丁度良いです。
インディゴですので、色落ちが落ち着くまでは移染注意ですよ。
このポケットの跡が経年変化で表に浮き上がってきます。
ボタンは上質なナットボタンです。
ネイビーに合った上品な印象です。
後ろです。
このインディゴ刺し子生地を使ったベストもあります。
シュガーケーンのジーンコードシャツを合わせてみました。
淡いレッドとネイビーが良く合いますね。
このベストの経年変化の写真をご覧ください。
約2年くらい着込んで色落ちしたベストです。
何度も洗っており、洗う事で色も落ちしてきます。
表面の凹凸がある分、奥にインディゴが残り、それが濃淡となり味わい深い色落ちになっています。
ジャケットに戻りましょう。
バズリクソンのタイガーストライプのパンツと合わせてみました。
シャツもバズのヘリンボーンワークシャツです。
タイガーストライプのミリタリー感を程よよく抑えたミックススタイルです。
テーラードジャケットとはまた違う品の良さがありながら、色落ちしていく事で独特の雰囲気に仕上がっていくジャケットです。
初めの濃いインディゴブルーも良いですし、そこから変化していくそれぞれの段階で、違う良さと合わせ方もある、楽しみの多いジャケットです。
インディゴ刺し子の風合いや全体の雰囲気を、是非実物でご覧ください。
25000円 + TAX です。
http://www.t-w-wolf.jp/?pid=122048919