
久々にRICOH GX200を持ち出して撮影してみると、一眼レフK-rに比べての軽さコンパクトさを感じます
ポケットに入る
GX200は35mm版換算で24mmから72mmまでのズームレンズを搭載した、1/1.7型CCDイメージセンサーのコンパクトデジタルカメラです。発売から約5年。ISO感度200以上で撮影するとノイズの多さに苦笑いしてしまう、扱いの難しいカメラです。最新のコンデジと比較して、スペック的には太刀打ちできない古いカメラです。
なのに、味のある写真が撮れるカメラ。と、私は感じています。
広角24mm



28mm

72mm

1200万画素。GX200、K-rともに共通する要素です。しかしGX200は小さなイメージセンサーのため、色の再現性、解像度、高感度ノイズにおいて、APS-Cサイズのセンサーを持つK-rには足元にも及びません。むしろ比較すべきでもありません。
なのに、
「画の表現力」
という感性の点で両カメラで撮影した写真を比べると(特にプリントしたもの)、GX200の写真の方が良く感じることもあります。
勿論、被写体や撮影条件で違いはあるでしょうし、精緻な比較検証をする暇もありません。
結局は撮影機械よりも撮影機会の違いということになるのかもしれませんが、それにしても、
GX200いいね!と感じるわけなのです
特にモノクロで。ついでにGX200は35mm換算での広角24mmスタートという点も特筆です。一眼レフに標準でついてくるレンズは大概35mm換算で28mmスタート。交換レンズを買わないと、換算24mmの世界を見れません。逆に言えばより広角な交換レンズを購入することも可能なのですが、お金が…

今後もコンパクトさが活きる時はたまにGX200を持ちだそうかなと思っています
