の続きです。本編と違いますからご了承を
「待ちかねたぞ!少年!」
ついに出撃する刹那のダブルオークアンタ。ELSとの対話は人類の存亡を賭けた最後の手段。
ツインドライブ、クアンタムバーストにより対話を始めるためには、月ほどの大きさの大型ELSの中枢に到達しなければならない。
攻撃してくるELSに戸惑う刹那。
「何を躊躇している!少年!」
「生きるために戦えと言ったのは君のはずだ!」
「例え矛盾をはらんでも生き続ける!それが生きることだと!」
「未来への水先案内人は、このグラハム・エーカーが引き受けた!」
ドレイクハウリング、バスターソード、左右バインダーを全て前方へ集中。


「トランザム!」

フルブラストのトライパニッシャーにより、グラハム・エーカー少佐はELS中枢への突破口を開く。この攻撃はガンダムのライザーソードと理論上同等の威力となるが、クアンタがライザーソードで斬りつけたのに対し、ブレイヴの攻撃は正面からの打突となったため、ELS表層を貫通したのだ。

「行け!少年!」
「生きて未来を切り拓け!」

だが、あまりの出力の高さにGNドライブがオーバーヒートしてしまう。
「これは死ではない!」
「人類が生きるための!」
グラハム・エーカー少佐は機体とともに消滅した…