名古屋市中川区の武山スポーツ鍼灸院です。

引き続き肩関節のお話をさせて頂きます。

肩関節の問題で1番分かりやすいものとして痛みがあると思いますが、痛む場所も様々なので、アプローチの仕方も同じではいけないんです。

まず肩関節の痛む場所が肩関節の前なのか、横なのか、後なのかを確認する事からですね。

患者さんの中には後の痛みは大丈夫や前の痛みはやばいなど誤った認識をされている方もいますので、場所と同時に症状もしっかりと評価をする事が重要です。

当院の患者さんですが、肩関節の前の痛みで来院されました。別の院に通われていたのですが、症状が改善しないとの事で別の患者さんの紹介で来院されました。

2ヶ月間ノースローで週1度治療をしていたそうで、病院での診察や検査でもそこまで解剖学的に大きな問題は無いとの事でした。

では何故2ヶ月も状態が変わらないのか??

このケースで多いのが肩関節が緩みすぎてしまっているパターンです。肩関節に痛みがある時に行うマッサージやストレッチ、鍼灸治療、物理療法などこれらによって肩まわりが緩み過ぎてしまうんです。

私も過去にこの様な状態になってしまった患者さんがいます。その時も肩関節の前部に鍼やマッサージを行い緩める過ぎた結果症状を長引かせてしまいました。
そんな経験から今回もその様な問題があるのでは?と思い評価してみました。。。

やはり、予想通り緩み過ぎていました。もともと関節が柔らかい事も症状を余計に長引かせてしまったのだと思います。
ですので、まずは脊柱や肩甲骨を含めた肩甲帯を安定させるエクササイズから開始しました。その後、腱板のエクササイズ、それらを連動させた肩関節のエクササイズ。ここまでをきっちり2週間かけて行いました。

そうすると最初に比べて肩関節の緩みが落ち着いてきました。この段階にこれば投球動作をしても違和感や緩さは感じる事なく腕が振れると思います。その後、投球動作を含めたエクササイズを開始していきます。

ここで問題が無ければボールを投げていきます!ここでも焦らず、少しずつ距離、球数を増やしていきます。
ボールを投げ始めると肩関節に張りが出てくるのですが、この張りをマッサージやストレッチで緩め過ぎるとまた肩関節まわりが不安定になってしまうので適度に張りを残しておく事が重要です。

この患者さんは来院より2ヶ月で競技復帰し、その後も離脱する事なるプレーしています。

緩める過ぎたものを元にもどすのはとても時間がかかり大変なので、緩め過ぎには十分注意が必要です。

長期に渡る肩関節の問題がある方で緩み過ぎてしまっている方、休んでもなかなか症状が改善しない方は一度ご相談下さい。

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 武山スポーツ鍼灸院

 院長 武山 修 (たけやま おさむ)

 〒454-0036

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