さて、先日、
大手チェーン2チェーン店で在庫切れになってて
自分がキレてしまった書籍。

それは、カフカの日記でした。

元twitterでみすず書房がトレンドに上がっていて、
そこで紹介されていたのは別のタイトルだったんですが、
その流れに沿って、
「こちらの出版も嬉しい」というポストが頻出してましてね。

気になったのがこの本だったというわけ。

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発売日が4月18日、
なのに4月21日ですでに店頭になかったり、
翌日22日別の本屋でも在庫の引き当てがうまくいってなかったり。

大手の書店の在庫システムはざるだな、と
がっかりしました。

というのも、この本、5500円(税込)なんですよ。

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この厚みの本がほいほい再版されるとは
昨今の出版事情を考えると期待できないです。

しかも価格高いし。

店頭在庫がなくなったら幻の本になる可能性高い!

情報入手元の元twitterを再度チェックして、
在庫ありの投稿をしてる書店を調べ、
連絡して入手できたのは先日こちらに書いた通りです。

本を探していて思ったんですが、
書店は(東京は余計かもしれませんが)
商圏が地域に依存するところがあるような気がしました。

というのも、今回お伺いした本屋さん、
わりと大手さんなのに書店名を失礼ながら存じ上げてませんでした。
くまざわ書店さん。失礼しました。

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主に八王子あたりを拠点に出店されているようで、
見事に自分が行かないエリアで展開されてたんですね。
知らないはずです。

自分が出没するエリアって、新宿・渋谷・銀座が中心で、
その他はあんまり出向かないんですよ。

今後機会があれば可能なかぎり行きたいのは山々ですが、
ほんとに近場にないんです。

職場が新宿だった頃なら、都庁にお店があったので
頻繁に行けたのに。
新宿の高層ビルの一角に事務所がありましたので。
2021年に今のところに引っ越しちゃったんですよね。

とにかく残念すぎる・・・・

とはいえ、この本をレジで受け取る時の、
店員さんが熱く語る書籍愛に惚れました。

ほんとに本が好きなんだなあ・・・・

好感が持てました。
こーいうお店は応援したいのだ。

思うに自分は
ネット通販に深く関わる仕事をしていながら
対面でのお買い物が好きなようです。

で、5500円の本って高いと思いますか?
自分はそうは感じません。

この1冊でおそらく残りの一生を楽しめそう。
時間を共有するお値段として
書籍の価格は安すぎます。

本屋さん、やっぱり紙の書店は残り続けてほしいなあ・・・・

街中からレコード店が姿を消したような状況に
絶対なってほしくないです

みなさん!
本は高くないですよ!