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おはよございます、あっきです。

 

最近、朝の連続テレビ小説『ばけばけ』を家族で楽しく観ているんですが、先日放送された第6週28話で、ちょっと驚くシーンがあったんですよね。

 

主人公のトキちゃんが、英語教師のヘブン先生の女中として働くことになるんですが、その時に提示された月給が「20円」だったんです。

 

トキちゃんも驚いていましたが、僕も「え、20円?安いの?高いの?」って思わず声が出ちゃいました。

 

 

明治時代の20円って、今だといくら?

この『ばけばけ』は小泉八雲さんとその奥さんの小泉セツさんがモデルになっているドラマなんですね。

 

小泉八雲さんといえば『怪談』で有名な文豪ですが、元々は松江中学の英語教師として日本にやってきた方なんです。

 

ドラマの中でヘブン先生(八雲さんがモデル)は、月給100円をもらっているお雇い外国人教師として描かれています。

 

同じ旅館で働く女中のウメさんの月収が90銭(1円未満!)なので、とんでもない高給取りですよね。

 

記事によると、明治23年の1円を現代の価値に換算すると約2万円ほどになるそうです。ということは、トキちゃんが女中として働けば月40万円もらえることに!

 

僕も医療事務として働いていますが、月40万円なんて夢のような金額です。

 

しかも当時のトキちゃんは22歳で、借金のせいで小学校にも通えなくなったような境遇。そんな状況で月40万円と聞けば、そりゃ飛びつきますよね。

 

 

ヘブン先生の給料、現代換算だとヤバい

さらに驚いたのが、ヘブン先生の月給100円を現代の価値に換算した金額です。

 

ドラマでは、トキちゃんの親友サワちゃんが非正規の小学校教師として働き始めて、月給4円をもらっています。

 

現代の教員の初任給が約18万円〜20万円程度だとすると、その25倍をもらっているヘブン先生は...なんと月給450万円!

 

月給ですよ、月給!年収じゃなくて!

 

計算してみると年収5400万円になります。これは本当にすごい金額ですね。島根県知事に次ぐ給料だったというのも納得です。

 

 

お雇い外国人はみんな高給取りだった

調べてみると、明治時代のお雇い外国人教師たちは軒並み高給取りだったようです。

 

有名なところでは、大森貝塚を発見したアメリカ人のモースさんは月給350円ももらっていたとか。

 

小泉八雲さん自身も、後に東京帝国大学の講師になった時は月給450円にまで達したそうです。

 

当時の日本は西洋の知識や技術を必死で取り入れようとしていた時代。外国人の専門家を招くために、破格の待遇を用意していたんですね。

 

うちの息子も中学2年生で、英語の勉強に苦労していますが、明治時代の人たちが外国語を学ぶのは今以上に大変だったと思います。

 

そんな時代に外国から来て教えてくれる先生は、本当に貴重な存在だったんでしょうね。

 

 

トキちゃんの未来は明るい?

ドラマの展開的には、トキちゃんは女中として働き始めて、やがてヘブン先生と結婚することになるようです。

 

実際の歴史でも、小泉セツさんは1891年2月頃から八雲さんの住み込み女中として働き始め、同年夏には結婚されています。

 

月給20円(現代換算で40万円)をもらえる女中から、月給100円(現代換算で450万円)をもらう教師の妻になるわけですから、経済的には安定しますよね。

 

しかも八雲さんは著書の印税もあったそうなので、小泉家はかなり裕福だったと思われます。

 

トキちゃんが借金で苦しんでいた松野家を救い、物乞いをしていたお母さんのタエさんを助けることができる日も近そうです。

 

時代背景を知ると、ドラマがもっと面白い

こういう給料の話を知ると、ドラマを観る目が変わってきますね。

 

トキちゃんが月給20円と聞いて驚くシーン、サワちゃんが月給4円で喜ぶシーン、そういった場面一つ一つに、当時の人々の生活や価値観が反映されているんだなと感じます。

 

僕たちが今「月給20万円」と聞いて感じる印象と、明治時代の人が「月給20円」と聞いて感じる印象は、きっと似たようなものだったんでしょう。

 

ちなみに妻と一緒にこの話をしていたら、「じゃあ私も外国人の先生の女中になろうかな」なんて冗談を言っていました(笑)。

 

でも本当に、当時のトキちゃんにとっては人生を変える大チャンスだったんだと思います。

 

 

朝ドラの楽しみ方

『ばけばけ』は、小泉八雲さんの文学的な業績だけでなく、こういった生活面のリアルな部分も丁寧に描かれているのが面白いですね。

 

高石あかりさん演じるトキちゃんも、トミー・バストウさん演じるヘブン先生も、それぞれのキャラクターが生き生きと描かれていて、毎朝観るのが楽しみです。

 

うちは家族3人で朝ドラを観るのが日課になっているんですが、息子も「ヘブン先生すげー」って驚いていました。

 

歴史の勉強にもなるし、親子の会話のネタにもなるし、朝ドラって本当にいいですよね。

 

これからトキちゃんとヘブン先生の関係がどう発展していくのか、とても楽しみです。

 

文化の違いを乗り越えて、どんな夫婦になっていくのか。

 

そして、トキちゃんが語る怪談がどんな名作になっていくのか。

 

明治時代の給料事情を知ったことで、ドラマへの理解も深まりました。

 

これからも『ばけばけ』を楽しく観ていきたいと思います。

 

皆さんも朝ドラ観ていますか?気になるシーンがあったら、ぜひ背景を調べてみると面白いかもしれませんよ。

 

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

 

感謝、進歩向上。

 

 

 

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※最新話は本放送終了時刻の7日後から配信