おとぎ話の悪役たちは
物語が終わって以降、どうなるんだろう…


なんて思った今日。

特に、鬼とか怪物じゃなくて人間の悪役たち。
成敗されちゃったワケでなければ
その後も生き続けなきゃならないワケで。


悪役は物語の終わりには…
大怪我したり、
貧乏になったり、
すんごく不幸になったり、
なんか分からない呪いをかけられたり、
村八分になったり…
とかでしょうか。。。


今までの当たり前だった場所から
ガラリと変わってしまうのです。
今までやりたい放題好きにしてきて
(本人がホントに幸せかどうかはひとまず…)
それが真逆のような展開に落ちてしまう…


その後の悪役たち。。。
相手への、自分への、怒り。憎しみ。
失ったものへの、どうしようもない悲しみ。
嘆き。悲嘆。苦しみ。やりきれなさ。
抱えているのかもしれなくて。


どんなに悔いても
どんなに嘆いても
泣いて、泣いて、泣きつくしても
元には戻れない。
それでも、その瞬間心臓は動いていて
生きているのです。
悲しすぎても、生きているのです。


いつか。
そんなどうしようもない自分と状況を
ぐっと腹で受けとめ、
立ち上がるんじゃないかなって思うんです。


さらなる極悪非道な悪者にパワーアップするかもしれないし(笑)
地道に一からやり直すかもしれない


どうであれ
もし立ち上がるプロセスを見れたなら
それはそれで
すごく素晴らしいプロセスなんじゃないかと思います。


苦しんで
受けとめて
立ち上がる…
美しいよね、悪役でも(*^^*)



なぁんてね。