「野球が僕らを一つにする」というキャッチフレーズの下、
去る8月8日木曜日から、休養日を含めて15日間に亘って、
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催されてきた
「第95回全国高校野球選手権記念大会」は、
大会第14日(最終日)の今日8月22日木曜日、
共に初優勝を目指す群馬県代表の前橋育英高校と
宮崎県代表の延岡学園高校との間で決勝戦が行われました。
早速、決勝戦の結果を記すことにしましょう。
※第14日(8月22日木曜日)
・決勝戦 前橋育英(群馬) 4―3 延岡学園(宮崎)
[前橋育英高校は初優勝]
1回から3回まではお互いに無得点で試合が進み、投手戦の展開でした。
しかし4回裏、宮崎県代表の延岡学園高校に2アウトランナー満塁という
チャンスからヒットが生まれ、延岡学園高校が3点を先制して均衡が破れます。
3対0で迎えた直後の5回表。今度は群馬県代表の前橋育英高校が反撃。
7番の田村駿人選手のソロホームランで1点を挙げて3対1と2点差に詰め寄ると、
その後はスクイズ並びにヒットで立て続けに得点を挙げ、3対3の同点に。
まさに大接戦の展開で進みそうな中、3対3の同点のまま5回を終えます。
6回はお互いに無得点で進みますが、7回表、前橋育英高校は
6番の土谷恵介選手、キャプテンで7番の荒井海斗選手の連打で
1点を挙げて4対3とし、延岡学園高校を逆転。7回裏、8回、9回と
お互いに無得点のまま試合が進み、4対3で試合終了。
群馬県代表の前橋育英高校が初出場初優勝を果たしました。
95回記念大会の今年2013年は、本当にいろいろなことがありましたね。
全試合抽選制の復活、大会初の休養日の導入、
2003年の第85回記念大会以来10年ぶりの準々決勝の一日開催、
そして優勝候補と言われたチームが続々と大会の途中で敗退するなど、
良い意味でも悪い意味でも、興味深い出来事が沢山ありました。
自分個人としては、決勝進出を果たした2校が全く予期せぬチームだっただけに、
注目していたチームが続々と途中で姿を消したことがさすがにショックでしたね・・・。
でも、また来年2014年には、きっと強く立派なチームになって
甲子園に戻ってきてくれると思いますし、特に近畿勢には、
全国ベスト4以上の実績を残せるようなチームを作って
甲子園に登場してほしいと感じますね。
「第95回全国高校野球選手権記念大会」は、
群馬県代表の前橋育英高校の初出場初優勝で幕を閉じました。
改めて、出場した高校球児の皆さん、本当にお疲れ様でした。