今月はアジアンイベントの日に限って悪天候に見舞われ、先週のシャン州食事会も、今週のタイ仲間送別会も参加を断念。三連休後半は晴れ空を拝むことができたので、ダイエット&気分転換&引きこもり防止にウォーキングをすることにした。

吉祥寺北町の自宅から緑町を抜け、突き当たった千川に沿って歩き、武蔵野大学の門の前を横切ってしばらく行くと、多摩湖自転車道路がある。この道路をひたすらまっすぐ行くのが今回のコース。もちろん徒歩で多摩湖まで行くのは自転車道路だけで往復20キロもあるのでムリ。なのでちょうど真ん中の小平まで行くことにした。それでも片道は約一時間強。

このコースは何度か歩いているが、昼間いつもダラけてて出発が遅れるため、小平に着くのは夕暮れ時。その度にいつも気になってる場所がある。すっごく古い郵便局のような建物があり、どうやら野外博物館のようなのだ。だけどいつも僕がそこまで来る時には閉館しているので、今日は少し早く出てそこを見てみよう。とりあえずその博物館をゴールってことにして13時40分、自宅を出発~。

ちょっと歩くとすぐ畑を目にするものだね。まだ雪がかぶっている所もあって、陽の光が雪に反射してまぶしい。時々時計を見ながら歩く。前回も自宅から多摩自転車道路の入口までは歩いて25分であったが、本日も全く同じであった。この道路は往復二車線で一直線に続いており、途中畑やきれいな家等景色を楽しみながら歩くことができる。

基本的に左側通行がルール。道路上にちゃんと進行方向の矢印まで刷り込まれており、大多数の人はそれをきちんと守っている。ま、歩いてる人、走ってる人、自転車の人等いろいろいるから、追い越しの時に隣の路線に入ってしまうのはやむを得ないにせよ、時たまルールを無視して進行方向を逆行してくるヤツもいる。その場合多いのは犬の散歩。いつも犬の散歩が逆行してくるのは、飼い主がロープを右に持っていることに関係あるのかな?ま、これは飼い主だけの本意ではない部分もあるし、犬は嫌いじゃないので百歩譲って許すとしても、明らかに歩くべき路線はガラ空きなのに、わざわざ逆方向からチンタラ歩いてくるヤツがおり、これはかなりムカついたちっ(怒った顔)。中には僕の睨みに気付いて本来の路線に戻る人もいたが、大抵それでも歩いてくるのは空気読めなさそうな中年のオッサン、オバハンである。僕はぶつかってやるぐらいの勢いで、1ミリたりともどかずにまっすぐ突き進んでやった。

本来風景を楽しんだり、いろいろ発見しながら歩くのでウォーキングは気分がいいものであるが、なぜムカっとしちゃうのかな。ちょうどスポーツをやってる時、ルール守らないヤツがいるのに腹が立つのと同じ感覚かも。でもこれでムカっとくると、歩くスピードに拍車がかかり、気がつくとエネルギーをきちんと消費しているから、すぐに元通り気分は良くなってくる。たまには運動っていいもんだ♪



一番お気に入りの場所は道路の途中にある土手。土手の上に細い通路が直線に続いており、そこを歩くと、戸建ての二階よりも高い位置から左右に広がる風景をパノラマで楽しむことができる。ウォーキングを始めた当初はここをゴールにしていた。でも今日はもう少しがんばる。
出発して一時間。花小金井の駅を通り過ぎ、いよいよ小平市に入った。ペースを落とさずにしばらく歩き、遂にあのレトロな郵便局に到着~。



ここは「
小平ふるさと村 」という小さなテーマパークで、入場料は無料。入口近くにあった明治時代の旧郵便局跡の他、江戸中期の名主の住居跡や水車小屋等が保存されていた。水車の回るカタカタという音と水のチョロチョロ流れる音。雪が少しかぶったわらぶき屋根から、ポタポタと冷たい水がしたたり落ちている。

春間近の田舎の冬の朝、といった雰囲気で心洗われたのだった。江戸初期の開拓当初の復元住居という原始的な民家もあり、これはまるでラオスやミャンマーの電気の無い村の住居とも合通じる物があったね。





見学後は元来た道を戻り、夕方17時に家に到着。途中コンビニで買ったゆで卵とコーンサラダが異常にうまかった。足の裏に直径3センチのマメができてしまい、イタタタ~。明日会社休みたいなぁ~。それはダメか。。