先週末からの近況~。

★土曜日。芸術・文化の秋ってことで、毎年恒例の武蔵野市民文化会館の美術展を見る。素人の市民の作品だけど、いい味出してる作品多いから毎年必ず見に行ってる。寒くなりかけてきた頃に開催されるから、少し心があったまるんだな。ま、ウチから徒歩3分だし、タダだし。日本画・洋画・彫刻・書・写真の各ジャンルで競われるんだけど、今年は去年ほどオォッ~!って作品が無かったな。

★日曜日。ほぼ20年ぶりに三鷹の「中近東文化センター 」に行った。中学時代の夏休みの宿題でレポ書きに行って以来。行ったら学芸員による解説が行われており、見学者が群がっていたので混じって拝聴。シルクロードの時代は中国の陶器がメチャ人気だったんで、エジプトやイランで安かろう悪かろうのコピー陶器が沢山出回ってたそうだ。軽くてすぐ割れるんだって。今は中国でコピー品がいっぱい出回ってるけどな。あと、企画展でエルトゥール号に関わる展示をやってた。明治時代に公式訪問したトルコ特使を乗せた駆逐艦が和歌山沿岸で台風に合って沈没し、それを和歌山の漁民・村人が助けた出来事がトルコで今も教科書に載ってるんだって。トルコが親日的と言われる理由の一つになってるようだ。最近はEU加盟だなんだでもっぱらヨーロッパにばっか目が行ってる印象が強いけど、実際どうなのかな。行って確かめてみたいね。

★その夜は、毎月フリーマーケットを手伝ってる某NGO関係者の方のお誘いで軽い夕食会へ。誘ってくれた方は熟年の女性なのだが、参加者はほとんど20代後半~30代前半の男性が中心だった。皆さんまじめというか、活動に熱心だからか、軽い夕食会というより、終始白熱した業務会議といった感じで、肩の力を抜きにくい雰囲気があった。僕はフリマしか関わってないので詳細はよくわからないし、コメントのしようも無いが、組織にきしみが出始め、今までのようにフリマを続けることが難しくなるようだ。話の流れから推測すると、根本的な原因は、これまで各方面とのパイプを一手に担ってきたリーダーがワンマン化してきたことによるパイプのきしみのようだ。きしみというか、もう塞がりつつあるみたい。長年お世話になっていたので残念であるが、そろそろ引き際なのかな、と思った。

★で、本日。カゼをひいてしまった。鼻・クシャミが止まらず、喉もいがらっぽく、明け方は痛いぐらいだった。幸いまだ熱は無いが、この季節のカゼはしつこそうなので早めに治すべく午前中半休して医者に行った。早く回復したいのだが。。

★一通の封書が届いていた。昨年10月から受講してきた学芸員資格の最終成績書であった。資格取得に必要な単位を全て修得したという証明になっており、つまりは学芸員資格が取れた、ということである。丸一年だったが、やっと取れたぁっ!(^^)
かと言って学芸員の就職先がどこかにあるわけでもなく、この資格が役に立つのかは全然わからないが、ま、資格は資格。自分が頑張った一つの証明ってことで、とりあえずバンザイ!の夜でした。