っきょうもいい天気ィ~~♪チャッチャラチャッチャラチャッチャララ ドン♪-130428_072517.JPG

和歌山のお父さんのお見舞いを兼ねて

高野山の手前、貴志川の

かじか荘に泊まりに行きました。


ところでところで

かじか、って何のことかわかります?


あたし、魚か鳥だと思ってました。

カエルなのですよ。

きれいな声でなくカエル。

まるおが夜に『鳴いてるよ』


というので、川にいってみると

鳥みたいなきれいな高い声で

ルルルル~~と鳴いていました。

次男も感激して、携帯で録音してました。


いい夜でした月



翌日、実家に向かいました。


お父さんはベッドに横になって、

話すのもしんどそうに見えました。


昨夜はかじかの声をきいたよ

と、次男が携帯に録音した鳴き声を

聞かせると懐かしそうでしたニコニコ


帰る頃、お義父さんがあたしに

『あんた、べっぴんになったなぁ~』

と,いうのでびっくり目


『女ざかりで一番いい頃よラブラブ』とお義母さん。


『きゃっ、うれし~~』と、おどけたあたし。


いや、まじうれしかったっすでへへ



帰りの車で、まるおに


『べっぴんになったなぁ~って言われたわぽっ


というと


『そんなへんな事言うとは、だいぶ頭もおかしいなw』

と返されて、


『いやしっかりしてはるわ!再確認したわ!えっへん


といってやりましたベー


そんなふざけた会話をしながらも

お義父さんの元気なころを思い出して

せつなくっていました。


よく、子供らを連れて海にもつれてってもらったし

潮干狩りにもいったこと。

お風呂に入れてもらったり

写真もいっぱいとってくれた。


いろんなことを想いながら

和歌山を後にしました。



そして、その五日後

家で、やすらかに旅立たれました。


まるおと二人、出先で聞いて

まさか、そんなに早いとは思ってなくて。


子供がその場にいなかったから

あたしは声をあげて泣いてしまった。

まるおが、泣くな!といった。


どこの馬の骨かわからないあたしを

(古い言い回しw)


はじめから、歓迎してくれて

ほんとうにかわいがってもらった。


博学で、いろんなことをあたしや子供にも

いっぱい話してくれて。


行くたびに

美味しいお酒やごちそうも用意してくれて汗


遠慮なく食べまくってごめんなさいw


こんな嫁でよかったのでしょうか。


尊敬することばかりでした。


あたしの実家は、もと農村出身のせいか

すごい保守的で

派手なこと、目立つことはするなと言われてました。

親戚付き合いも多くて。

なんか、それが重くて~~・・・ヤバイ


それに比べて、和歌山の実家は

すごい明るく楽天的で。

新婚時は、みんなでパチンコ行ったり。

すごい楽しくて。

結婚というより、亡命かw


お義父さんは

生前、遺言を10枚ほどの原稿用紙にまとめてて

封筒に入ってました。


家族への言葉のほか

亡くなった後皆が困らぬように

手続きなども事細かに書いてありました。


すごい。



遺言通りの家族だけでお別れ。

あたたかい、お見送りができました。

大好きだったパティペイジの

『テネシーワルツ』でお別れでした。


話せることなら

お義父さん、最後までかっこええやん!

って言ってあげたかった。


あたりまえよ~まるこんちゃん


って、声が聞こえそうニコ