昔から梅干はご飯に添えたり、おにぎりに入れたりと防腐作用がある日本独特の保存食として食べられてきました。この梅干に含まれるクエン酸は、食べ物の消化吸収をよくしたりします。また、梅干数個と野菜や海藻と一緒に煮ることで、カルシウムやビタミンの吸収率をよくする働きがあります。


 風邪を引いた時などは玄米粥に添えて食べると、消化器官にやさしく、疲れきっている身体の機能を楽にしてくれます。このことは8月20日のブログ「風邪をひいたときは」でも紹介しております。


 昔はどこの家庭でも毎年梅干を作ったものですが、最近ではほとんど作ることがなくなりました。古くから、「梅干があれば医者いらず」といわれたものです。市販の梅干は精製塩や食品添加物が使われていることが多いため、なるべく自然塩を使って手作りにしましょう。


 自家製梅干レシピ http://yoboso.fiw-web.net/umeboshi.htm