胃腸の働きが衰えると便秘になりやすくなります。原因として、単糖類(果物、ハチミツ、チョコレート等)・二糖類(砂糖・牛乳等)の摂りすぎが考えられます。また、アルコール類は糖分が高いので、過剰摂取に注意が必要です。


 便秘は病の始まりといっても過言ではありません。なぜなら、便秘になるということは血液を汚してしまっているということです。血液でも飲酒運転の検査ができるくらいですから、胃腸へ入ったものは血液に流れ込む仕組みになっているのです。


 特に、冷蔵庫に入れないと腐りやすいという食品ほど血液を汚します。例えば、体温ほどの36℃以上の場所に食べ物を置くとどうなるでしょうか。想像していただければ納得できると思います。動物性食品ほど腐敗しやすいことが分かります。健康で快適な生活をするには、きれいな血液を身体のすみずみまで行き渡らせることが大事です。


 心臓が1日に送り出す血液の量は約8tといわれています。質のよい血液を循環させることで身体のメンテナンスがうまく行われます。言うまでもなく、改善するには私がすすめる玄米菜食を取り入れることです。玄米菜食を続けていくと、朝目覚めてすぐトイレに行きたくなるものです。