新型インフルエンザがはやりだし、死者も出ているようです。マスコミの報道では、うがい、手洗い、マスク、ワクチンなどの対処法を重視しているようですが、私からすればこのような対処法は不適切であると思います。


 対処療法は一時的なものにすぎません。第一に普段の食事から見直し、免疫力をつける必要があります。また、風邪を引いた場合にすぐに薬に頼る傾向があるようですが、抗生物質などは善玉菌をも殺してしまうので注意が必要です。免疫力をつけるには体内の善玉菌が出す酵素が重要です。ですから、薬に頼らなくても治すことはできるのです。


 風邪をひいて高熱が出た場合は、腹巻や厚着をして汗を出すなど自然に任せるようにします。額を冷やすと楽になります。汗をかくことによって体内の老廃物が外へ出やすくなります。体温が上がっているうちはウィルスが増えることはありません。


 このように、体内にウィルスが入り込んでしまった場合、自然治癒力が働いて完治させようとするのですが、ここで解熱剤などを入れてしまうと、せっかくの治癒力が半減してしまい、長引いてしまうのです。食事も、食欲がないときには無理してとらないようにし、空腹の時は玄米・雑穀のお粥と梅干1個、ぬか漬け少々にします。身体が疲れている時は、身体に負担をかける単糖類(ハチミツ・果物・チョコレート等)および二糖類(砂糖・牛乳等)、動物性食品はなるべく避けます。水分補給は、スギナ茶がおすすめです。(スギナ茶の作り方は、「アレルギーに有効なお茶」 で紹介しております。)


 草かんむりに楽になるで「薬」。人を良くするで「食」。楽になるより良くなった方がいいのでは・・・?