冬期講習の講座の一つ。

独露の歴史(90分×2コマ)。

 

中世・ゲルマン人地域とスラブ人地域の

経済圏について、説明したときに、

 

世界史上の「エネルギー」のお話に少々脱線

 

大事なお話なので、

備忘録と復習を兼ねて、寄稿します。

 

是非、ご査収しちゃてください。

 

 

 

 

「火の使用」

人類最初のエネルギー革命

 

 

アイキャッチは、まさかの木炭

しっかり「火」が出ているもんで、この画像。

 

なんで「木炭」なんじゃ?

っていう声が聞こえますけど、

 

「人類」の歴史を語るうえで、

当然「火」は欠かせない。

 

 

 

「世界史B」の最初の方の授業で、

「人類」とほかの種を区別しますね。

 

 

まずは、直立二足歩行。(猿人類)

 

両手が自由になって、

石器などの道具の使用を可能にする。

 

 

次に、言語の使用。(原人類)

 

道具の使によって、脳の容積が拡大。

脳の言語野が広がって、言語コミュニケーションが拡大。

 

(厳密にいうと複雑な音を出すためには声帯の発達とかもあるんだけど)

 

 

そんで、火の使用。(原人類)

 

火の恩恵ってのは物凄い。

 

まず、飯がうまくなるよね(笑)

 

 

火のおかげで、

先生は大好きなラーメンもコーヒーも

毎日摂取できるわけ。

 

 

その他にも、火のおかげで

人類は、夜も明るく暮らせたし、

他の動物から身を守れた。

 

 

何より、火の使用っていうのは

人類の熱エネルギーの獲得と同義なんよ。

 

 

熱エネルギーのおかげで、

モノをあらゆる形に加工できたんだ。

 

古い話でいうと鉄器とか。

 

 

世界は加工されたもので埋め尽くされているね。

 

物質を加工するには

何かしらエネルギーが必要なわけだけど、

 

素手やら頭突きよりも、

熱が発するエネルギーの方が、

かなりパワフルよね。

 

 

「熱エネルギーの発展」

 

イコール

 

「人類史の発展」

 

と言っても、

 

多分に過言じゃないのだよ。

 

 

「木材」は金なり

 

 

人類の熱エネルギー使用に

最初に依存されたのは「木炭」。

 

実は木炭への依存は17世紀まで続く。

かなり長い間、人類は「木炭」にお世話になるわけだ。

 

 

また、世界史を「交通」という観点で見てみる。

 

河川や海を移動するときには、

船を使うわけだけど、船の原材料も木材だ。

 

 

 

木材需要ってクソ熱い・・・・!

 

つまりは、

 

「木材 is マネー!」

 

 

森林地帯の近くに工場。

木材保有国が貿易強者。

 

これが世界史の理になる。

 

 

その典型が中世の北海バルト海貿易。

 

 

 

補足その1

 

【ハンザ同盟】

ドイツ・リューベックを盟主とした

都市同盟のハンザ同盟(13~17世紀

北海・バルト海がその活動域。

 

 

補足その2

 

赤い下線が引かれたところが

ハンザ同盟在外四大商館。

 

イギリスのロンドン(羊毛)

ベルギーのブリュージュ(毛織物工業)

ロシアのノブゴロド(木材・毛皮)

ノルウェーのベルゲン(木材)

 

木材の取引の他に、毛織物工業と、

その原材料である羊毛の取引が中心だった。

 

 

補足その3

 

毛織物工業の中心で、ブリュージュを含む

フランドル地方は百年戦争の係争地

イギリスが獲得できればお金になるからね。

 

 

で、ここからが、大事なんだけど、

 

 

「木材の依存は17世紀まで続く。」

 

ていうのと

 

「ハンザ同盟は13~17世紀

 

この2つはセットで覚えてよいかもね。

 

 

(もちろん、エルベ川以東の再版農奴制や、

 1648年のウェストファリア条約による、

 諸邦の自立化も加味しないといけない。)

 

 

そんで、

 

18世紀が世界史上の転換点っていうこと。

 

 

木炭に変わって、

 

主流になったのが石炭

 

18世紀イギリスの産業革命の象徴だね。

 

 

ちなみに、

 

イギリスが毛織物工業から

綿織物工業にシフトするのも18世紀だ。

 

 

ここから石炭のお話を

バチバチしたいんだけど、

 

長くなりそうなので、

次回へ持ち越し。

 

 

次回、

 

「石炭」の使用

第二のエネルギー革命

 

 

Check Outです。

 

 

【全国対応・Skype授業もやってます】

 

 

こんな感じでやっております。

 

世界史詳覧 NEW STAGE (浜松書店)の一冊があればOK。

 

近くの書店に売っていなければ、スキャンしたものをメールで送ります。

 

授業用プリントを使いながら、資料集に沿って授業を展開。

 

画面には、かじやとホワイトボードが映ります。

 

通信環境が良い場所での受講を推奨!

 

 

【入試直前期までの講座群】

 

 

中国史 (2回)

古代~現代史までをカバーします。皇帝の事業・土地政策・経済政策と都市・異民族との融和と対立などを軸にして、頻出事項をロジカルに説明していきます。

 

イスラーム史 (2回)

前イスラーム時代~現代史まで。古代メソポタミア期のセム語系・インドヨーロッパ語系から連綿と続く、アラブ人・ペルシア人・トルコ人などの民族概念と、彼らとのイスラーム教の結びつきを軸に、頻出事項をロジカルに説明していきます。

 

英仏の歴史(2回)

王権の伸長・議会の在り方・宗教政策・重商主義・市民革命・帝国主義政策・戦後外交を軸に両国の歴史を比較検討しながら、頻出事項をロジカルに説明していきます。

 

独露の歴史(2回)

主要民族の定着・カイザーとツァー・宗教政策・再販農奴制・近代化政策・帝国主義政策・インターナショナル・ファシズムと全体主義・戦後外交を軸に両国の歴史を比較検討しながら、基本事項をロジカルに説明していきます。

 

アメリカ史(2回)

13植民地時代→経済的自立の模索→20世紀最大の国家へ。という変遷を軸に、基本事項をロジカルに説明していきますが、英仏独露の歴史を踏まえつつ横断的に歴史展開の説明をしますので、「英仏の歴史」・「独露の歴史」と併せて受講していただくと良いでしょう。

 

文化史(2回)

センター試験だけでなく一般試験に向けて文化史の総整理をしていきます。最も新鮮な2018年度の過去問を演習していきます。頻出事項を抑え、再現性のある得点力を身につけましょう。

 

重要年号を覚える(2回)

世紀別正誤問題、年号を問われる問題への対応力を身につける講座です。世紀ごとの概観を把握したうえで、その出来事がなぜ歴史的に意義を持つのかをしっかりと理解することで、短期間で年号を暗記していただきます。

 

※1回90分です。

 

 

 

 

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【世界史論述問題】気合いと愛で添削します。解答募集中です。

 

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【世界史論述問題】一橋大 2014 大問1 Part①【受験生の解答】

 

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【世界史論述問題】一橋大 2014 大問1 Part② 【模範解答】

 

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【世界史論述問題】京都府立大 2018 大問4 Part①【受験生の解答】

 

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【世界史論述問題】京都府立大 2018 大問4 Part②【模範解答】

 

 

 

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