原発事故の先駆者?チェルノブイリでさえ、31年経過してなお 取り出せずにいる燃料デブリ。
チェルノブイリ30年 廃炉の道は果てしなく
【廃炉の道は果てしなく・・30年間で進んだ?廃炉への成果は、
初代「石棺」の建設と、老朽化した「石棺」を封印する二代目「金属製シェルター」の建設だけ。
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 未だ、放射能汚染水との格闘が続く福島原発事故。初代「石棺」の建設に漕ぎ着けるには、
さらに何年の歳月が・・廃炉への道は、その先の先、百年後か千年後か?】

まして福島原発事故は未だ収束せず、汚染水と格闘中。燃料デブリの在り処も定かではない。

仮に、日本の原子力ムラの技術力(実際は幼稚園レベル)がロシアを上回っていたとしても、秒殺レベルの超危険物・燃料デブリを安全に取り出すなど不可能。

もし取り出せたとしても、安全に保管する技術も施設も持ち合わせていない。


政府・原子力ムラは、福島原発廃炉・最長40年??と、脳天気に言うが、廃炉の先進国・イギリスで何の問題もないバークレイ原発でさえ、100年近くの時を要する見通し。

廃炉認可4原発 完了まで最長29年、申請中の伊方1号機は福島第一と同じく40年??
【1998年に健全な状態で操業を停止した東海原発だが、原子炉解体開始は
17年後の今も未定だ。
“原発廃炉” 東海原発では・・手探り、未定、先送り

廃炉の先進国?イギリスでも、何の問題も無く、1989年に運転停止し廃炉作業に入ったバークレー原発でさえ、原子炉解体は 線量の下がる60年後、2075年から・・

バークレー原発の入り口には、「CLOSED UNTIL 2074」の文字が・・
NHK・ドキュメンタリーWAVE「原子力“バックエンド”最前線 ~イギリスから福島へ~
$げんぱつニュース-1

まして、メルトアウトし未だ汚染水と格闘中の福島第一の廃炉が、最長40年?で完了するなど、誰も信じていないとは思うが・・】

空想科学マンガのように、福島原発ごと 電磁バリアで隔離するか、イスカンダルから放射能除去装置コスモクリーナーDを貰い受けるか、出来れば良いのだが・・

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チェルノブイリ・史上最大の原発事故 VS フクシマ・史上最長の原発事故

 YOMIURI ONLINEより
福島原発廃炉 デブリと汚染水対策が難関だ
【溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の回収は、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉で最難関とされる工程である。

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構が、デブリの回収方法の基本方針を初めて示した。

 東電の分析では、1~3号機のいずれも、相当量の核燃料が格納容器の底に溶け落ちている。

 高度な遠隔操作技術が求められる。核物質を漏らさない遮蔽しゃへい対策も欠かせない。2021年には、実際の回収に着手する予定だ。

基本方針では、容器横の開口部からロボットアームなどを挿入して、遠隔操作によりデブリを取り出す。上部からの作業も検討したが、底までの距離が離れているため、側面からの回収を試みる。】一部抜粋