人が立ち入ることができる避難指示解除準備区域に、危険な高線量破片が・・

 現場は日中に人が立ち入ることができる避難指示解除準備区域、6月20日に発見され12日後の7月2日になって発表、同じ2日、同様の高線量破片が付近から発見との事。

 もし福島原発から15キロも飛ばされて来た破片なら、捜索?すれば他の箇所からも多数発見され、
避難指示解除準備区域の再見直しは必至、避難区域の拙速な見直しに疑問符も・・

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 東京電力HPより
放射性物質の調査について
【東京電力は、環境省の震災がれき処理業務等の作業中に発見された物質について、同省の依頼
を受け、放射性物質の調査を実施するため、当該物質を福島第一原子力発電所に持ち込み調査
を開始いたします。
<概要>
・環境省が楢葉町(避難指示解除準備区域)で実施している震災がれき処理業務等の作業において、
平成25年6月20日、高線量の放射能に汚染された物質が採取された。
・当該物質が福島第一原子力の事故に起因して発生した物質である可能性を踏まえ、当社は6月21日、
環境省福島環境再生事務所より分析依頼を受けた。
・7月1日、当社は調査を開始するため、当該物質を福島第一原子力発電所に搬入した。】

 時事ドットコムより
楢葉町で高線量破片=第1原発15キロ、東電が調査-福島$げんぱつニュース-1
【東京電力は2日、福島第1原発から南に約15キロ離れた福島県楢葉町の井出川河口付近で、表面の放射線量が毎時3.4ミリシーベルトの破片のようなものが見つかったと発表した。材質などは不明で、東電は2011年3月に原子炉建屋が水素爆発した際に飛散した破片の可能性も含め、詳しく調べる。
 見つかったのは、茶色の塊で柔らかく、大きさは長さ3センチ、幅1.5センチ、厚さ0.5センチ程度。ベータ線を出すストロンチウム90などの放射性物質を多く含んでいるとみられる。】

 朝日新聞デジタルより
福島・楢葉町で高放射線量破片 原発事故の汚染物質か
【東京電力は2日、福島第一原発の南約15キロにある福島県楢葉町で、高い放射能をもつ破片状の物質が見つかったと発表した。東電は、原発事故による汚染物質である可能性が高いと見て、詳しく調べるという。

 発表によると、物質は茶褐色の破片(長さ約3センチ、幅約1・5センチ、厚さ約0・5センチ)で、6月20日に楢葉町の井出川の河口近くの河原で見つかった。表面の線量は毎時105マイクロシーベルト。7月2日にも、この付近でほぼ同じ大きさの別の破片が見つかり、同様の線量が検出された。現場は避難指示解除準備区域で、日中に人が立ち入ることができる。

 同町での震災がれきの処理作業に伴い、環境省が地域の線量を測定したところ、河口付近に高線量の地点があったため、詳しく調べて見つかったという。】