ジャンクフローが悪循環を生み出す | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

習慣の悪循環と好循環はエスカレーターに似ている

 

あなたは今、どのような生活習慣を送っているでしょうか?

 

習慣は良い、悪いに関わらず連鎖反応をつくるものです。

つまり、好循環と悪循環の生活はパターンになっていくもの。

 

 

私はそれをエスカレーターに例えます。

 

悪循環の一日は、本当にドミド倒しのように

悪い流れに入って抜けられない。

 

一日が他人や自分の欲求に

振り回されっぱなしで終わっていきます。

 

こんな一日から抜け出したいと思う方のために、

好循環への入り口を探す方法をご紹介したいと思います。

 

では、具体的に田中さんの例で見ていきましょう。

 

 

下りエスカレーターに乗っている

 

田中さん(仮25歳 男性、独身)は、今日も残業。

 

家に帰ると家着に着替えてソファーに座る。

 

テレビ(お笑い番組)を見ながら

ポテトチップスとコーラーで

今日の一日の嫌なことを忘れる。

 

ふと気がつくと1時。

 

慌てて入浴。

結果寝るのは2時。

翌日は朝7時に目覚ましが鳴る。

 

強烈な眠気を抱えながら、

拷問に耐えるように遅刻寸前のため

気合いで起きてギリギリに会社に向かう。

 

「もっと早く寝てれば、、、」

 

エネルギーがないまま

一日が追われるようにスタートしていく。

 

そしてまただらだら残業。

 

家に帰るといつものように

テレビのボタンをつけて一息つくのでした。

 

 

田中さんの例はまさに

下りエスカレーターに乗っている例です。

 

下りエスカレーターは

一度乗ると終点がやってくるまで

ずっと下ることを意味しています。

 

生活習慣も同じ。

 

悪いパターンに入ってしまうと

分かっていても抜けられないものです。

 

ここでポイントなのは、

何が悪循環へ導くのかということ。

 

そのキーワードは

ジャンクフローに振り回されることです。

 

 

ジャンクフローに振り回されない

 

フローとは、

何かに没頭出来ている状態を言います。

 

今に意識が集中しているので、

過去の後悔や未来の不安から切り離されるのに有効です。

 

人はストレスを感じているときにフローに入りたくなります。

 

しかし、このフロー状態には2つの種類があります。

 

価値あるフローとジャンクフローです。

 

価値あるフローは、時間を使って有意義だった

と思うフロー時間です。

 

一方、ジャンクフローは、

刹那的なフローで後で振り返ると

時間のムダ遣いだったと後悔するフロー時間です。

 

 

ジャンクフロー

・ゲーム

・暇つぶしのテレビ

・ネットサーフィン

・お酒

・タバコ など

 

価値あるフロー

・運動

・瞑想

・好きな趣味

・読書

・映画

・大好きな人との話

・片づけ など

 

 

もちろん、価値があるか、ないかは

人それぞれの判断です。

 

お笑い番組を見てストレス解消をするという

中和剤として使うのは価値があるでしょう。

 

しかし、ゲームやネットサーフィンのように、

無制限に欲求のなすがままに時間を使ってしまった

と後悔するならばそれはジャンクフローです。

 

 

ジャンクフローが下りエスカレーターの入り口

 

さて、先ほどの田中さんに話を戻しましょう。

 

ジャンクフローにハマると、

一時的な快楽の時間に一日が占領されます。

 

さらに欲求や他人に振り回されることが多く、

自己制御感がなくなります。

 

結果として生活への主導権を失い、

自己評価も下がっていきます。

 

まさに下りエスカレーターに乗っている状態なのです。

 

田中さんがこの悪循環から抜け出すには、

下りエスカレーターへの入り口を見つけることです。

 

田中さんが下りエスカレーターに乗る瞬間は、

家に帰って家着に着替えてテレビをつける瞬間です。

 

この瞬間を抑えることが大切です。

 

テレビを見始めたら

自己制御不能の流れに入ります。

 

では、上りエスカレーターに乗るためにどうすればいいか?

バリュアルフローを探すことです。

 

 

好循環はちょっとした選択の結果

 

田中さんは本を読むのが大好きです。

 

そこで、帰って家着に着替えるときに風呂に入ります。

 

そのために、

帰って直ぐお風呂をためるスイッチを押し、

それが溜まるまでの10分間は、

タイマーをつけて片づけをします。

 

そして、10分後、入浴をしながら疲れを癒し、

本を読むという時間を過ごすようになりました。

 

片づけや読書は田中さんにとって

バリュアブルフローです。

 

そして、一日が終わった時に自己制御感があり、

成長感を味わえ、自己肯定感も高まるのです。

 

結果、田中さんは

21時にお風呂に入るようになったため、

自然と眠気がやってきて0時には眠れるようになりました。

 

睡眠時間は6時間以上確保できています。

 

日中も極端な眠気に襲われることがなくなり、

仕事への集中力もアップ。

 

結果、だらだら残業も減っています。

 

この状態こそ、

上りエスカレーターに乗っている感覚です。

 

その始点は、些細な行動パターンの1つ。

 

その1つの選択をどうするかで、

一連の生活習慣が変わってきます。

 

 

但し、ジャンクフローには快感刺激が大きいのも事実。

 

しかし、運動や入浴での癒し、読書、片づけ

などのバリュアブルフローも慣れていくと

やめられない快感になります。

 

あなたにとって、

下りエスカレーターの乗ってしまうパターンは?

上りエスカレーターの乗っているときはどんな時ですか?

その始点となる行動は何ですか?

 

既にあなたが過去の体験した

生活パターンの中にヒントがあります。

 

 

 

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