アトピー性皮膚炎
NHKスペシャルより
皮膚にうるおいをもたらすフィラグリンが無いと
スキンバリアがほころぶ
スキンバリアあっても、かいたりこすったりすると、バリアがなくなり、アトピー性皮膚炎になる
かいて皮膚のバリアがこわれて、そこにダニのフンが入ると誰でもアトピー性皮膚炎になる
アトピーの治療には、スキンバリア機能を回復させ、角層のほころび
を修復させればよいのです。
ステロイド薬の使い方が重要
正しい塗り方を実行すること。
例として
チューブから人差し指の先から第一関節のブン2センチ程度を出し
手のひら2枚ブンの面積に塗る
軽くなぜる感じで塗る。強くあまり塗りこまない。少し白が残る感じで
ステロイド薬は免疫をおさえるので
短期集中で塗ったほうがよい
ステロイド塗り薬は内服薬と違い、その部分のみの為副作用が少ない。
9日で効いて30日後には完治
ステロイド塗り薬を怖がらず
正しい使い方で短期間に一気に炎症を押さえ込むようにすれば、
効果が非常に大きいことを認識する必要があるようです。
勝手に止めない、次回いつ頃再診にくれば良いかを守る。
そのためにも、薬の塗り方を丁寧に指導してくれる皮膚科にかかることが大切ということです。
今まで、医者が塗り方を事細かに指導しなかったのが、治らない原因だったようだ。医者も反省の弁を申していた
イギリスダンディー大学でアトピー性皮膚炎の原因が発見された
(日本の慶応義塾大学病院も共同研究)
アトピー性皮膚炎の患者に共通の遺伝子の異常を発見しました。
FLGという遺伝子で、皮膚のたんぱく質を作る皮膚の遺伝子です。
FLGという遺伝子が働かないとフィラグリンという物質が
作れなくなり、皮膚のうるおいが無くなる
イギリスのダンディー大学では、「フィラグリン」を再生させる新薬も開発中
で、5~10年後の実用化を目指しているということです