どうもキヨですッ!!!

 

9月30日に迫ったアニメ「範馬刃牙」

今回はアニメが近いし、振り返るかと思って一気読みしたマンガの感想をただただ書こうと思います

 

1.いつもの

現在バキ道まで5シリーズ連載されていますが格シリーズの最初に描かれる、「刃牙ってこんなに規格外の強さなんだぜ」と言わんばかりの話があります。

グラップラー刃牙では表の一流格闘家に余裕をもって勝利、BAKIでは死刑囚の紹介があるので少し遅れて3巻での体力測定では懸垂で鉄棒破壊する、立ち幅跳びでは砂場を飛び越えてしまうなどなどがあり、今回の範馬刃牙では刃牙のイメージ力の凄さ=リアルシャドーについて紹介されます。

実はグラップラー時代からたびたび登場していたリアルシャドーですが、実際にどのくらいの激しい戦闘が行われているか描かれたのは意外とここが初めてです。(グラップラー時代ではムエタイ上位ランカーと、BAKI時代では勇次郎をイメージしています。一応、烈海王をイメージしてはいますがリアルシャドーしていた場所に血が飛び散っているぐらいで詳しくは描かれませんでした。)

そんなさまざまな格闘家とのリアルシャドーを行ってきた刃牙ですが勇次郎を超えるために「適当」な相手をイメージします。

 

 

それがカマキリとのリアルシャドーです。

 

は?

 

 

 

2.打倒勇次郎

カマキリとの戦闘中に「格闘技が通用しない。」というセリフがあるのですが、実はこれ前作での勇次郎vs郭海皇のシーンでも同じようなことがあります。勝負の詳細は語りませんが、中国拳法という格闘技の中でもずば抜けた歴史がある技を最初こそ避けたり、受け止めたりしていましたが最終的にはノーガードでポケットに手を突っ込んだまま受けきってしまいます。

そんな地上最強を超えるためか、今作では格闘家との戦いは一切ありません。劇中ではvsオリバ、ピクル、柴千春、というように人間が持つ能力をはるかに超える人物たちと戦います。

前作で大分格闘家として完成されてたイメージのある刃牙でしたが、今作は明確に心技体を鍛えていったのかなと思いました。

規格外の腕力を持つオリバとの殴り合い(さすがにこの展開は鬼の顔があるとはいえ無理すぎないかと思った。)、古代人ピクルとの戦いの最中、ピクルの肉体に対し退化したと感じる烈海王に反論するように技で対抗するシーン(「俺達は格闘技を手に入れたッ、何も捨てちゃいないッッ、ここは一歩も譲らねェッッ」激熱展開で好き)、柴千春流という戦意をそのまま戦闘力にするような戦い方(アッパーカットにゆくと見せかけて……事実――――ゆくのはアッパーカットなんだよなァ……)

ピクルとの戦いの際、一度はかつての夜叉猿との戦いを思い出して、辞退するも結局戦いたいというのは徐々に刃牙自身に流れる範馬の血の闘争本能が覚醒していってる感じで良かった。(グラップラー刃牙でのvs烈海王のときにもあったね)

 

3.範馬の血

今作では、vsオリバ、vsピクル、vs勇次郎と大きい戦いが3つありますが最終的には全て殴り合いでの決着でした。

どの戦いでも技を使いはするんですが、オリバ、ピクル戦において勝利するっていうのは技で勝つことではないというような思考に至ります。これは力み無くして~と言っていた勇次郎と同じ領域、範馬の血が覚醒していっている段階かなと感じられます。刃牙の戦いは相手の土俵(技や信念や力)で勝つというのをすごく感じて、特に色濃くでているのがグラップラー時代で相手の格闘技や戦闘法をリスペクトしたような戦いを繰り広げていました。(vs猪狩戦、vsガイアなどなど)そして、勇次郎にも少ないながら相手への敬意を表すシーンが存在します。vs独歩、vs郭海皇などがそうですね。両者の戦いに対する意識の違いっていうのはグラップラー時代から語られていましたが、相手が誇っているものを叩き潰して勝利するというのは同じなんだなと今作を読んで感じました。勇次郎は独歩のときに空手の受け技を猛獣のような連撃で潰したり、郭海王は消力を真似てみたりで、刃牙は猪狩に対してプロレスで、オリバに対してはただの殴り合いと相手の土俵をただただ蹂躙するというのが一緒で、グラップラー刃牙の頃は親父とは違うと言っていたのが親父に認められる頃には親父と同じような人間になっているというのは成長というか皮肉というか、なんだか考えさせられました。

ただ、戦闘以外での印象はすごい逆転して、勇次郎と独歩が酒を飲みかわすシーンや、エア夜食で味がしょっぱいのを隠そうとするところからは人間味を、逆に刃牙からは刑務所に入るために大統領を誘拐するという一般人からかけ離れて狂ってるような印象を受けました。

 

4.だから感謝というのだろう

ピクルvs愚地克己、今作のベストバウトを選ぶとしたら間違いなくこの戦いがナンバー1になります。

過去に幾度となくかませ犬的な役柄を演じてきた彼、そんな彼がメインキャラであるピクルに対して善戦する。ピクルに会いに行ったときに勇次郎から指摘をうける克己を見たときはまたか・・・、という気分でしたが、烈海王の仇を取るためにピクルを捜索している途中で門下生達に心境を吐露する場面から、あれ流れ変わったなと感じ始め、ピクル戦へ向かう途中での刃牙からの煽りを軽く受け流すシーン、勇次郎ではないですが尋常じゃないカタルシスを感じました。更には生みの母親、育ての母親と言葉を交わすシーン「母親が二人という特殊 最愛が二つという特殊 二つの心 二つなれども偽りなし」これは涙なしには見れないです。この辺の克己は1番主人公をしてたというか、烈海王との友情、マッハパンチを超える技を生み出す努力、ピクルからダウンを奪う(ダウンではない)という勝利(勝ったとはいっていない)と少年漫画にかかせない友情努力勝利が揃った応援したくなるようなキャラだったと思います。

 

 

まだまだ書きたいことはありますが、この辺で終わりたいと思います。

みんなもアニメまでに漫画を読んで予習しようッッッ!!!