大家が自ら持つ物件(入居者募集)サイトについて
このサイトを作ってだいたい1年位になります。
サイトをアップしたとたん満室になり(残念ながらこのサイトからではありません)、さらに震災により仙台市内のファミリー物件は極端な不足状況ということもあり、以来ず~っと満室が続いています。
極端な話、ファミリー物件であれば、何もしなくても入居が決まるような状況です。
大家にとっては悪いことではありませんが、お陰で募集サイトのほうは開店休業状態。
SEO対策として行う周辺情報の更新もさぼりっぱなしで、サイトの情報は古いまま放置状態です。
サイトには満室と表示していますが、それでもポツ・ポツと問い合わせのメールや電話がきます。
しかも、空室の問い合わせばかりでないのに驚かされます。
こんな感じ↓
・「空いたら知らせてほしい」 →ウエイティングリストに現在2名が登録中。
・「リノベに興味あり・働きたい」 →事務所までわざわざ来てくれた。(もちろん社員募集などしていないので丁寧にお断りしたが、とても熱意を感じた。)
・「取材させてほしい」 →全国賃貸住宅新聞社からの取材依頼(先日編集部の方と会ってきた。)
・いたずら(たぶん) →韓流スターの名前での問い合わせ。(一応通常通りに対応。でも勘弁して頂きたい。)
そこで1つ疑問が・・・・・。自分のサイトへはどうやってたどりついたのだろうか・・・ということ。
自分でいうのも何ですが、思いつくキーワードで検索しても自分のサイトへはなかなか辿り着けません。「GALLE」と物件名を直接入れてもライバルが多くて全然ダメで、名称変更を本気で考えた程です。
先日、取材で会った編集部の方にそのあたりを聞いてみたら、なんと
「仙台」
「賃貸」
「リノベーション」
で検索すると先頭ページに表示されるというので、試してみたら本当にそうなった。
キーワード自体は、他にライバルがいないような特殊な言葉だとは思えないし、サイトの更新だってほとんどしていないのに・・・ますます、疑問が深まってしまいました。
このサイト、アクセス解析を専門としている丸山耕二氏が作ったテンプレート(賃貸ダイレクト)
を使用して作成しています。
「自分の物件に興味をもってくれる「見込み客」に情報が伝わらなければ、ただ単にアクセス数を増やしても意味がない」とSEO対策の考え方がとても明快です。
具体的にはは地域情報などを織り交ぜ頻繁に更新しながら中身の濃い情報を発信していくことで、上位表示と結果(成約)を狙うというものです。
しかし、最近は状況が大分変わってきて、上位表示に関してはリスティング広告を使っているサイトにはかなわなくなってきているようです。
確か昨年の今頃だったか、グーグル不動産が注目を集め、「個人のサイトが大手ポータルサイトに対抗できる時代がやって来た」と一時かなり盛り上がりましたが、残念ながらすぐに中止になってしまいました。この世界ついていくのがとても大変です。
ぼーっとしてるといつのまにか周りは知らない世界になっていますね。
さて、自分のサイトはいつまでトップページに表示されるのだろうか・・・・・。
これからも、サイト経由で問い合わせがくるだろうか・・・・・。
リスティング広告ってどんなもんか、ちょっと調べてみようと思っています。
↓Flashを使って作った物件紹介サイト。上位表示どころかキーワードで見つけること自体困難なサイトです。でも使い道はあって、専ら客付け不動産会社向けの物件紹介サイトとして使用しています。
たとえばこんな感じ
