左近繋がりで。

石田三成は個人的にその器量の狭さが好きである。（褒めてんのよ(笑)）が、左近との繋がりについて確かにあまり良く知らないので、勉強になった。

賤ヶ岳、大坂の陣あたりに詳しいかな。

でも濃ゆい一生のわりには、書かれ方がさらっとだなあと思わなくもない。

童門さんは時々司馬さんみたく解説モードになるんだよねぇ。そこが慣れない。(笑)純粋に小説としての小説もあるんだけど。

あと、ラストのエピローグは…要らないんじゃない？どうしてもつけたかったなら、「冥界で会えただろうか」くらいで終わらせればよろしい。多分、三成贔屓っぽい童門さんが、自分として秀吉に謝らせたかった結果なのかなと思う。読みつつ、多分童門さんは、三成好きなんだろうなーと思ったので。

三成は、他の人のも読んでみようかな。

「石田三成」／童門冬二