今年も修行が始まりました

今年も、奈良県の大倉本家さんに修行にこさせてもらってます。

今期で8年目になります。

すでに搾りたての新酒と特別純米オオセトが、蔵の中に素敵な香りを漂わせています。

なぜ修行と言ってるかと言うと、厳寒な時期に、命を削りながら造ると言うお酒、

酒の一滴、血の一滴と言われるお酒造りを

人生半分以上は終わり、ぬるま湯に使っている自分に喝をいれるためと言えば格好いいですが、

単なる飲兵衛の悪趣味と言った方がほんとうかもです(^^;;

こんな自分に神聖なる酒造りのお手伝いをさせてくれる蔵元に感謝！

今年も、頑張ってええ酒造るために、微力ながらお手伝いさせてもらいます！

嬉し恥ずかし

ついついドリカムの替え歌を歌いたくなる気分。

関東から引っ越ししてきた友人と飲もう！と言う約束したら

時間の都合でなんと朝酒(^^)

場所は奈良県久保本家さんの直営店 初霞 日本橋店。

ここは朝9時からやってるナイスで変態なお店です。

最近、近鉄沿線では奈良の蔵元さんの直営店が増えてきて

安くて良い酒が飲めるので飲兵衛には嬉しい限りです。

そんな蔵元直営店のなかでも、ここは老舗中の老舗。

いつも朝から満員です。

久しぶりに会った友人とカウンターに腰を下ろし、

おいらはトリビー、友人はドブハイを。

ドブハイ？？初耳です。

最初はどんな飲み物だろう？と登場するのをワクワクしてると

じゃじゃ～ん！こんな感じ！

久保本家が誇る生酛のどぶの炭酸割り。

おいらも後で注文しましたが、これがいける！

友人の話だと、杜氏さんの発案だとかで、割る炭酸もウイルキンソンがいいとか。

適度なしゅわしゅわ感で、ほんのり甘く、いくらでも飲めそうです。

そんなドブハイに感心しながら、友人の関西での生活をいろいろ聴取。

ちょっと刑事気分（笑）

そんな飲兵衛刑事の取調べに、素直に応じる友人。

なかなか、楽しい酒ライフを満喫してるようで安心。

肴の秋刀魚の南蛮漬け、ハモの皮、豚バラ焼き、キズシなんかをちょいちょいつまみなが、

朝からエンジンがかかり、二人で燗酒を8杯となかなかいいペースで。

この久保本家さんと言えばやはり、どぶの燗！

本日は、生と火入れの両方の燗をいただきましたが

両者とも、ほっこり飲めて優しい味わいでした。

友人が時間切れのため、ここらで終了となりましたが、

時間があれば多分二人で２升はいきそうでした。

朝酒(^^)！

お店に入る前までは、なんとなく罪悪感があるんですが、

それがまた快感となり、日本酒が普段の倍旨く感じるのはおいらだけかな？

朝酒最高ですね。

UMENOYAD LAB

飲兵衛の中には、酒の肴を自分で作り、酒を楽しむ人も多いが、

おいらもその一人。

そんな肴を作るのに、最近はネットでちゃっちゃと調べるのが手っ取り早いけど

おいらは本が大好きで、参考にするならやはりBOOK。

おかげで、家にはいろんな料理本がたくさん。

特に魚柄師匠の影響で古典料理の本が多いです。

先日も、一冊、届きました。

大江戸料理帖

江戸の頃の料理を作者が再現し、いろいろコメントをしてるのが楽しい。

おいらもさっそく試してみた。

【利休卵】

千利休が愛した卵焼き？と思ったらさにあらず。

どうも、器に胡麻のような模様が入ってるものを

利休何何とか言ったらしい。

利休が胡麻模様の器が好きだったと言うことか？！

作者のコメントもなかなか良い感じだったので早速試してみる。

材料は白胡麻、卵二個、醤油、酒のみ。

白胡麻をすり鉢でねっとりするまで、練りこみ、

そこにときほぐした卵、醤油、酒を入れて

蒸器で蒸すだけ。

今回は白胡麻をするのが邪魔臭いので、市販の練り胡麻を使用。

約25分蒸しあげたのがこれ。

特大の酒饅頭のようです。

それを適当に切り分け

UMENOYAD LABと合わせます。

精米具合  65%  山田錦 アケボノ

結構な精米具合の割に味わい深く、懐かしい奈良酒の甘ったるさも若干感じ

なかなか良い酒です。

何と言っても2200円程度なんで安い！

懐にも優しく、嬉しい1本。

早速、利休卵と合わせます。

利休卵    スポンジのような胡麻卵豆腐って感じ。

沢山食べるのは少し苦痛。

でも、ふた切れ具合なら飲兵衛にはなかなか箸休めにはいいかも。

UMENOYAD LABとはいささか相性悪しか(^^;;

でも、少し改良をするとなかなか良い肴になりそうです。

今宵のポン酒と肴の相性は 50%かな。