発電機を動かして家に給電する場合、騒音が大きな問題となります

その為、100V1500Wの電力が取れる自動車を、発電機の代わりに家に接続できれば問題がクリアできるのではないか?と考え

トヨタの自動車(シエンタ)を発電機代わりにしてみたレポートです

切替開閉器(家側)には、オスのプラグ(アメリカン電機の3322R-L6)が付いています

上記オスのプラグに合うメスのプラグ(パナソニックのWA5339)と、自動車側の一般的なコンセントに合うオスのプラグ(パナソニックのWF4215)を使用して専用コードを作成しました、大きさが大人と赤ちゃんみたいになったw

 

使用電力を確認したかったのと車が故障するのを懸念した為、上記コードと車の間にもう一つ、15Aのブレーカーと電力量計が付いたコードを挟んで実験しました

 

私の車は非常時給電システム搭載前の型ですが、メカニカルキーでドアロックもできました

 

私の車(シエンタ)は型が古く、窓上からコードを出すための専用パネルに対応していなかった為、そのまま出してみましたが、ドアバイザーを付けていたので雨も入りませんでした

 

車と家を(切替開閉器を)専用コードで接続後、自動車のAC100Vスイッチをオン!

(非常時給電システムが無いため、エンジンを普通にかけてからAC100Vスイッチをオンしました)

そして切替開閉器をガチャン!として、商用電力から自動車電力に切替

 

 

動く!動くぞ!

給電を開始して冷蔵庫、部屋の電気、エアコン1台、その他通信機器等の電力を消費している状態です

 

冷蔵庫、エアコン1台、部屋の電気等が使えれば十分だと思いましたが、エアコンをもう一台動かしてみました。

結果、エアコンは2台とも動いている様子でしたが、電流が不安定なのか、洗面所の照明とウォークインクローゼットの照明が消えました。

(消えた照明を付けようとスイッチを押しても付きませんでした)

その部屋に流れている全ての電気が切れているわけではなく、洗面台の電気は付きました。

ただ、ウォークインクローゼットに置いてある通信機器(ルーター等)が不調になり、Wi-Fiが使えなくなりました。

次に、ブレーカーが落ちるまで電気を使ってみようと思い、ドライヤーを動かしてみました。

結果は、ドライヤーからは冷風しか出ず、使用電力量は855を表示した状態で電力量計の横のブレーカーも車のシステムもダウンせず動き続けました。

 

エアコン1台使えれば十分だと思い、満足をして商用電力に切り替えた時にハプニングは起こりました。

家を建てた時に付いてきた、家の防犯アラームが鳴り響き、操作パネルをOFFにしても鳴りやみませんでした!

(轟音の為、操作パネルの前で耳がー!耳がー!となっています)

 

仕方なく、家の中の配電盤のブレーカーを落として、再度上げ直した所でアラームは鳴りやみました。

このアラームは窓についている方のセンサーの電池が切れかかった時?にも誤動作を起こして鳴るのですが、操作パネルで音が消せないのは初めてだった為、戸惑いました

 

まとめ

トヨタの2022年あたりから発売されているハイブリッド車には標準装備されている、非常時給電システムと家の切替開閉器(ダブルスロー)は相性抜群!

(私の車は非常時給電システム搭載前の車だけれど100V1500Wコンセントを購入時にオプションで付けていたので対応可能)

発電機の騒音は近所迷惑になるから発電機を動かすのはなぁ・・・

という場合も、車のエンジンがかかっている程度の音ならば、そこまで近所迷惑にならないと思います

停電対策に切替開閉器(ダブルスロー)本当におすすめです

 

※我が家は一条工務店の建物だけれど、トヨタホーム株式会社の商品である「クルマde給電」と同じことができるようになるという事です。

参考URL↓

 

 

 

前のブログでは、発電機を家に繋いだレポートを書いてありますので、是非そちらもご覧ください!