特別展「三国志」を鑑賞した続編です。

会場にはNHKで放送された、川本喜八郎さんの人形劇「三国志」の劉備と諸葛孔明などの人形が展示されていました。

とてもなつかしく、思い出されました。

 

そして発掘された曹操のお墓の大きさが、実物大で再現されていました。

 

「曹操高陵」墓室のイメ-ジ図です。

 

河南省安陽市で発掘された「曹操高陵」、鳥瞰写真のパネルです。

北京の南、約500kmにあるそうで、機会があれば訪れてみたいものです。

 

そして墓室内部の様子です。

 

曹操のお墓だと特定されたのは、右端の「魏武王」の文字が刻まれた石牌。曹操を意味しているそうです。

 

その「魏武王」の石牌をズ-ムアップ。これを一目みようと、やって来たようなものです。

 

曹操のお墓の出土品が展示されていました、四つの耳を持つ、白磁の罐(かん)です。

 

次は「金製獣文帯金具」、豪華な金具を付けたベルトです。

 

その金具をズ-ムアップ

 

会場でひときわ目に付いたのは、蜀で出土した青銅製の「揺銭樹(ようせんじゅ)」。

解説によると死後も豊かで幸せにといった願いが、こめられているそうです。

 

会場出口で、特別展の図録も買ってきました。

 

会期は来年1月5日(日)まで。実物資料の素晴らしさを体感してください。お薦めです。