今朝は地元荒尾市でも、猛烈な雨が降り続いています。
梅雨空のもと、ここ数日で読んだ2冊です。
最初は大下英治「幹事長秘録」(毎日新聞出版)です。一気に読みました。
幹事長は与党の政策から選挙、資金そして人事のすべてを握る自民党の実質的な最高権力者。
すご腕幹事長の2つのタイプがあり、実名で迫ります。
①ナンバ-2でありながら、総理総裁を脅かす存在。
②宰相を目指さず、黒子の参謀に徹して実権を握ると。

次は祝田秀全「最もシンプルな世界史のつかみ方」(KADOKAWA)。
世界史とは力学。「地球規模の巨大な覇権国家と世界システム(国際分業)のパワ-が、歴史を動かしている」と著者は、過去の歴史をひもときます。
・覇権は世界史を動かす力、国際社会を引っ張る力。
・覇権には惹きつける魅力も必要、覇権とは世界をまとめ上げる力。
国から国への覇権の変遷こそ、世界史であると。

文明興亡の世界史が好きで、世界史図説をそばに置いて確認しています。
これまでの世界遺産めぐりの旅先の、都市国家の点と点を結ぶ読書です。