11/22付けブログに綴った熊本県立美術館本館で開催された「信長からの手紙」講演会が終わって、天下不武(世の中の秩序を回復するという信長の思い)を宣言した信長が築いた岐阜城を訪れたことを思い出しました。
金華山(標高329m)山頂にある天守からの眺望は素晴らしいものでした。
①金華山ロ-プウェ-車窓から長良川、岐阜市内の眺望

②昭和31年復興された岐阜城天守を望む

③天守から長良橋を望む

④天守から天下取りの戦いが展開された小牧山、濃尾平野の遠望

出張の帰りの夕刻、JR名古屋駅から名鉄に乗り名鉄岐阜駅で下車して駆け付けました。山麓の岐阜公園から金華山山頂までロ-プウエ-8分間の車窓と中世の山城の天守からの眺望は忘れられません。これこそ絶景です。
司馬遼太郎は「国盗り物語」のなかで「事、成就すれば”天にもっとも近いもの者”であることを人に知らしめるために、天空をかくするような城をつくる」と記しています(司馬遼太郎と城を歩くから)。
信長の安土城出現は、岐阜城築城に始まったそうです。