今日は熊本県立美術館本館で開催された[織田信長と長岡藤孝にとっての天正3年」という講演会があり、久しぶりに熊本城を訪れました。
講師は東京大学史料編纂所の金子拓准教授です。
織田信長と肥後細川家の藩祖・細川藤孝(幽斎)の親しさを物語る逸話などを聞いて、信長と会って、見て聞いてきたかのような講師のお話にくぎづけになりました。
細川コレクションの信長文書59通が公開されています。
初めて見ましたが印判には「天下布武」の朱印があり、世の中の秩序を回復するという信長の思いを込めた言葉が記されています。
 
①熊本城の大・小天守閣と宇土櫓、県立美術館前から撮ったものです。
この「三つの天守」のアングルはここからがベストです。
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②横井小楠をめぐる維新群像(右から細川護久、松平春嶽、横井小楠、勝海舟、坂本龍馬)
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③熊本県立美術館は左上にあります(右下に拡大ボタンあり)
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③講演会風景、県立美術館本館の講堂は熱心な聴講者で満員でした。
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天正3年に武田軍勢を鉄砲で破った長篠の戦いが、織田信長のタ-ニングポイントだったことが良く理解できました。
信長からの手紙の図録と今日の講師の著書「織田信長天下人の実像」(講談社現代新書)をさっそく購入しました。
この熊本展が12/14に終わった後、東京展が1/6~3/15永青文庫で開催されます。