一昨日秋晴れのもと、根子岳東峰(1408m)に友人三人で登りました。
大戸尾根コ-ス(登り100分、下り70分)の登山道は急登で、火山灰の黒土がとても滑りやすく、閉口しました。水害で削り落とされたやせ道は慎重に通過しました。早朝は雲海と日の出がきれいだったそうです。登山者の少ない静かな山旅で、山頂からは期待どおり360度のパノラマが満喫できました。
①登山口の牧場(奥の左端が天狗岩、その稜線上の右端に目指す根子岳・東峰のピ-クがわずかに見えます)

②中腹の登山道から天狗岩(1433m)のパノラマ

③根子岳東峰山頂から天狗岩と高岳(1592m)

④山頂から瀬の本高原、久住高原のさきにくじゅう連山の遠景

⑤ミルクロ-ドから阿蘇・五岳遠景(奥の左端が根子岳)

阿蘇の草原の維持と持続的農業として、国連食糧農業機関の世界農業遺産(ジアス)に認定されています。代々引き継がれてきた知恵を生かしながら進化していくことが認定要件で、阿蘇の草原で放牧の場として活用されているのが特徴だそうです。国内の認定は静岡の茶畑など5地域です。
今回根子岳登山道の牧場を間近に見て、体感することができました。
8月末から噴火警戒レベル2が継続中で、阿蘇の火山活動は依然活発です。
噴火が収まったら、残りの阿蘇五岳を一つずつ登ろうと思っています。