徳永洋「横井小楠」(新潮新書)を読んだ後、熊本市郊外にある「横井小楠記念館」と隣接した私塾「四時軒」を訪ねました。
維新の青写真を描いたキ-パ-ソンの一人です。

周辺に山野が広がり、四季を問わず景観を楽しめるところから住居を「四時軒」と名付け、坂本龍馬は3回も訪れています。
大広間の縁側にすわると、幕末の激動の時代の風が吹いてきそうです。
(手前の平屋は四時軒、奥の二階建ては立派な記念館)

新政府参与として指導的な立場にあり、暗殺されなければ西南戦争も起こらなかったかもしれません。私の本棚から

吉田松陰もペリ-が来た年に、熊本に小楠を訪ねています。来年のNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」で登場する熊本藩士は、池田屋事件の宮部ていぞうだけでなく、横井小楠の登場も待たれます。そういう脚本を書いてくださると良いのですが。