福岡に来て6年①の続きです


◼️車の運転が荒いかも?!

関東に比べて、車の運転がやや荒い気がする。
特に、タクシー。
先月は細い私道で、タクシーとセダン車が激しく接触した直後に遭遇した。
去年は、交差点にて目の前で車と自転車が接触、
一昨年は大通りにて、目の前で車とバイクが接触するのを見た。

私も自転車に乗っていて、スピードを落とさず左折してきた軽の車と接触スレスレな事があった。
私自身よく自転車に乗るけどけっこうまわりの車や歩行者に注意を払うので、子供には正直自転車に乗らせたくない。
自転車(ほぼ若い男性)が突っ込んでくる事もしばしば。
確か、自転車は左側通行と福岡市の条例で決まってる気がしたけど、守っている人はどれだけいるのやら。
交通量が多い所では自転車に乗らなきゃいいだけの話なのですがね。


◼小学生の体育は冬でも半袖半ズボン

うちの学校だけがそうなのかは不明だけど、
基本的に体育は、一年中、半袖半ズボン。
冬に学校に用事かあって行くと、全身でガクガクブルブル震えている低学年を見かける。
雪が降ってもおかまい無し。

1年生の冬、体育の半袖短パンが気になり、心配性な私は先生に掛け合い、以降毎年担任の先生に相談している。
寒くても極力半袖短パンで、という先生もいれば様々なので、どうやら先生によるらしい。
1~2月の体育は長袖長ズボンをはかせている。

全体的に、個を尊重するけども、右にならえ的な教育に感じる。 
九州独特の、「ヤーーー!」も相まって、軍隊的な(笑)匂いさえ感じる。
(体育などで先生の、立て!集まれ!の掛け声に、生徒が、ヤーーー!と返答する。)

2年間通っていた福岡市の保育園も、一年中シャツとハーフパンツの決まりがあった。
冬でも薄手のシャツでなければならず、心配性で体調管理が気になった母は、
中に分厚い肌着を着せて、裏起毛の暖かいズボンを切り、膝下に合わせてハーフパンツにした。
強い体を作るためとはいえ、子供が体調を崩したら母は仕事を休まねばならないので、とにかく体温を下げないよう母なりに考えた策でした。


◼地方のほうが学校のPTAが活発なの?!

とにもかくにも、親の参加事が多い。
もしかしたら、うちの小学校だけなのかもしれないが、PTAは全家庭参加で6年間各委員会に入る。
違う学校のママ友に尋ねたりすると、6年間毎年というのは珍しいらしい。
PTA以外にも様々な活動で、毎週のようにボランティアを募られる。

地域の子供会も全児童強制参加ときたものです。
今の時代は習い事やらで子供も忙しいし、共働き家庭も多いはず。
PTAにしろ子供会にしろ、子供のためとはいえ親はうまく立ち回らないといけないので大変。
伝統を大切にしているのかもしれないが、関東の小学校とかと比べると煩わしく感じるかもしれない。
熱心な親御さんが多く、学校の評判もいいようなので、それとこれはもしかしたら関係性があるのではないかと思ってます。


◼町内会の活動も活発

因みに地域の町内会も活発で、マンションだろうと町内会費を毎月徴収されている。
福岡市全域がそうなのか不明だけど、都心部のわりには昔ながらの活動が健在している。
公民館を中心に行事や活動を深め、
地域住民が顔を合わせるきかいがある。
我が家に子供がいなかったら地域の事には無関心だったと思うけども、
子供会も毎月のように行事があり、保護者は何かしらの係りがまわってくる。


◼️知り合いゼロだったのが嘘のよう

卒業した保育園、学校関係と地域やご近所さん、更に仕事関係や習い事、とにかく知り合いが増える一方。
万が一何かあった時や防犯·防災の面ではありがたいと感じる。
特に子供が小さいうちは、近くに身内もいない母子二人暮らしの我が家は、どうしても他人にお世話にならなければならない場面も生じる。
逆に我が家が助ける事もあったりするし、助け合って暮らす、お互い様の精神みたいな物は、子供を持つまではあまり想像しなかった事。
20代30代の頃の、独り身でどうにでも暮らしたいように、日々気ままに暮らした東京の生活とはまるで真逆な、
我が子に人との関わりかたを教えつつ、地域に密着しながら暮らすのも悪くないなと感じる、この頃。
それはおそらく私が人並みにひととおり人生経験を積み、欲がない中年になったからだと思う。

6年前は、知り合い全くのゼロの状態で福岡に来たが、
知り合いやママ友がどんどん増えた。
6年前の今頃、心細さと不安を子供に見せないよう、かなり肩に力が入っていた私に、
大丈夫だよ、未来は明るんだよと、教えてあげたい。




※以上は、いち個人の完全なる私感ですので、悪しからず。


つづく