自宅ゲーム会210 Cuba Libre 他 | とりあえず日々ボードゲーム

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日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

令和1年6月23日

 

 先週に続いて本日もゲーム会ですが、久々にしょうの都合がつき管理人、ちい、やま、しょうによる4人でのゲーム会です。というわけで、4人でないとなかなか出来ないゲームを準備してプレイをしています。

 

☆Cuba Libre

○概要

作者:Jeff Grossman&Volko Ruhnke

対象年齢:14歳

対象人数:1-4人

標準時間:180分程度

 

 1950年代のキューバを舞台に政府と反政府組織による主導権争いをテーマにしたゲームです。同作者による反政府活動を取り上げたCOINシリーズの第2弾で、これらには概ね共通するルールが使用されているようです。ちなみに、当初は現代戦が中心のようでしたが最近では古代ローマやアメリカ独立戦争をテーマにしたものもあるようです。

 

①ターン毎に山札の上に公開されているカードをカードパイルに移動させ、新たなカードを公開します。

②カードパイルに移動させたカードに書かれた勢力順にそのカードを使用するかどうかを宣言します。

③最初のプレイヤーはアクションとして使用もしくは、アクションに加えて特殊アクションの実行、イベントの使用のいずれかを選択します。パスをした場合はその権利が次の勢力に委譲されます。

④いずれかの勢力がカードを使用すると、次のプレイヤーは先に使用したプレイヤーが何を行ったかによってできることが変化します。パスをした場合はその権利が次の勢力に委譲されます。

⑤使用できるアクション及び特殊アクションは担当する勢力毎に異なります。

⑥1枚のカードに対しては2つの勢力までしか使用することができず、複数のプレイヤーがパスをすれば1勢力しか使用しない、もしくはどの勢力も使用しないという場合もあります。なお、使用したプレイヤーは次のカードの使用権を失います。

⑦プロパガンダカードがカードパイルに移動するとプロパガンダラウンドが行われます。これは勢力毎に収入の獲得や海外からの援助の受領、再配置などが行え、さらにこのタイミングで勝利条件が判定されます。

⑧勢力毎に異なる勝利条件を達成したプレイヤーの勝利となります。

 

○プレイ経過

 

 ゲーム開始時の様子です。担当は管理人が政府(青)、ちいがシンジゲート(緑)、やまが7月26日(赤)、しょうが評議会(黄)となっています。政府は正規軍といった感じで、ユニットも警察や軍となっていますが、他の3勢力は非正規軍でユニットもゲリラとなっています。

 政府が勝利をするためには3つの都市(マップ上の丸いエリア)で積極的な支持を受けると同時に全土の支持合計が一定を越えている必要があります。

 

 序盤、ある程度協力のできるシンジゲートともに、序盤から地域の支持を広げていきます。ただ、左奥のサンチアゴデキューバはやまが戦力を集中させておりなかなか影響力を広げられずといったところ。

 

 そうこうするうちに中盤ごろからシンジゲートと評議会が勢力を伸ばしてきていましたが、第3プロパガンダがそろそろ出現する頃かなというタイミングでちょうどいいイベントが出現します。イベントの発動に合わせてサンチアゴデキューバの戦力を増員して守りを固めつつ支持を伸ばし、この後無事プロパガンダを迎えれば勝利というところまでもって行きます。

 

 しかしながら、今度はやまが発動させたイベントによりハバナの支持が急落。影響力の高いハバナの支持を失った政府は大きく勝利点を後退させます。

 

 第3プロパガンダ前にリソースを投入しすぎた政府ですがほぼ全てのアクションにリソースが必要となるため、プロパガンダラウンドを経て多少の収入があったとはいえは十分な手をうつには足りず。何とかハバナを支持まで戻したところで完全に手が止まり、勝利条件は満たせないままゲーム終了となります。ただ、他のプレイヤーも勝利するために十分な条件は満たしておらず、結局はこの時点で勝者はなし。最後の修正値を用いた上で判定するとなると、評議会が「-1」で勝利ということになりました。

 

○評価

 正規軍を率いて各地に潜伏する反政府勢力を退けつつ支持を集める「政府」、反政府勢力の中でも扇動や過激な活動を積極的にすすめ政府の支持低下をはかる「7月26日」、政府や7月26日への積極的な支持を持たない人々に影響力を広める「評議会」、他の3勢力とはやや異なり拠点となるカジノを運営しながら資金を集める犯罪者組織「シンジゲート」といった4つの勢力によるキューバの主導権争いをテーマにしたゲームです。それぞれの勢力は目標が異なるだけではなく、できるアクションも異なっており、それぞれの目標に向けて勢力の特徴をいかに活用していくかが考えどころとなっています。ちなみに、基本的にはそれぞれが敵となりはしますが、例えば7月26日と評議会の目標は共存できるので共闘をすることが出来たり、ユニットの限られているシンジゲートはカジノの守りに政府のユニットを活用できたりと、交渉という要素もあってそれぞれの勢力の特徴や状勢、思惑などによって必ずしも敵対ばかりでなく一時的な協力関係を築くことが必要となるところなどは面白いかな。

 また、ターンごとカードパイルに送られたカードを元に手番の実行を行うシステムは特徴的で、基本的にカードに示された手番が早いプレイヤーほど好きなアクションが行える可能性が高く有利といえます。しかしながら、先に手番を行ったとしても強力なアクションを行えば、続くプレイヤーも十分な選択肢が与えられてしまうため、イベントの発動を望まない場合などは自分もおさえめのアクションを行うなどの調整は大切で、完全に自由というわけでもありません。あわせて、手番を実行したプレイヤーは続くターンに手番を行える権利を失ってしまうため、次のカードの内容によっては先手番であってもパスをしなければならない場合もあり、公開されている2枚のカードもしくはその先を鑑みつつ、どのカードで権利を行使し、どのような行動をとっていくかというのは非常に悩ましいところです。

 一方で、COINシリーズの中では一番プレイしやすいといわれている本作ですが、そうは言っても反政府勢力間では似通ったアクションがあるとはいえ、4つの勢力が異なる目標に向かって異なるアクションを行使していくことになるためインストは大変ですし、慣れるまではどのようなことをしていくといいかという難しさはあると思います。ついでに、キューバを舞台としたこのテーマが日本人にとってはなじみ難いというのもあると思います。

 とまあ、プレイまでのハードルの高さというのはありますがGMT社のタイトルとしてはウォーゲームというよりかなりボードゲームよりで、実際にプレイすると特徴的な手番システムや、非対称的な勢力の運用などしっかりと悩ましさや駆け引きがあり、なかなか面白いゲームになっていると思います。

 

 

 インストから終了まで思ったより時間がかかったということもあり、残りは手軽なゲームを1ゲーム。

 

☆ラマ

○概要

「自宅ゲーム会208 中盤②」を参照。

 

○プレイ経過

 少し前にプレイしたこちら。今回はしょうも加わって4人でとなります。とはいえ経験者のうち管理人とちいの2人は終始最下位争いを繰り広げると不甲斐ない展開。

 結局、最終戦で手札をなくし減点を帳消しにしたやまが減点3で圧勝。ぎりぎりの最下位争いを今回も制した管理人が3位という結果でした。やはり手軽でシンプルなルールながら面白いタイトルだと思います。

 

 

 ここで時間となり本日は終了となりました。

 

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