他家ゲーム会10 前半 シェナンドーナノ 他 | とりあえず日々ボードゲーム

とりあえず日々ボードゲーム

日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

平成31年3月23日

 

 さて、日中は自宅でゲームをしていましたが夕方からそのままちい宅に移動し食事会、ついでにその片隅でいつものようにボードゲームというパターンでちいとゲームをしています。

 

☆シェナンドーナノ

○概要

作者:高澤俊一

対象年齢:- -

対象人数:2人

標準時間:- -

 

 アメリカ南北戦争におけるシェナンドーバレー戦役をテーマにしたゲームです。もともとウォーゲームの会か何かで作者の方が記念(?)に配布されていた名刺サイズのゲームだったらしいのですが、「このシミュゲがすごい2019」に掲載された際に改めて配布されたのを入手したものです。ちなみに、マップとルール以外は自分で準備をする必要がありますが、コンビニのプリンターで出力するだけだったので経費はプリント代のみという非常にリーズナブルです(出力の際に拡大してあるので、管理人の持っているものは名刺サイズではなくA4サイズ)。

 

①ラウンドの最初に北軍の除去されたユニットを再配置します。

②ラウンド中のアクションフェイズではお互いにダイスを振り、出目の大きい方が「移動」か「パス」を行います。この時「パス」をすれば相手が「移動」か「パス」を選択でき、相手がパスをすると戦闘フェイズへと移ります。また、イニシアティブの際に南軍側が1を出すと即座に先頭フェイズに、どちらの軍も6を出すと「2回移動」「1回の山岳移動」「1箇所での戦闘」のいずれかが行えます。

③戦闘フェイズでは両軍ユニットが存在する町でユニット数を比べ、敗者が退却します。この時。ユニット数で上回った数ほど勝利点が獲得できます。

④南軍はダイスの出目が同じ場合に優勢となります。また、戦闘では同数の場合に勝利となります。

⑤ラウンドの最後に相手側の拠点を占拠していることで勝利点を獲得します。

⑤これらを繰り返し、7ラウンド終了時に南軍プレイヤーが一定の勝利点を獲得していれば勝利となります。南軍が勝利ていなければ北軍の勝利となります。

 

○プレイ経過

 管理人が南軍(赤)で、ちいが北軍(青)を担当しゲームの準備を行います。ちなみに、右端のフレデリックスバーグに配置された2個の北軍ユニットは南軍がマナッサスに侵入するか、それ以前の場合は減点と引き換えに参戦させることが出来るようになっています。

 

 序盤、北軍は南軍の勝利点都市に軍を進めます。これに対抗して、防御拠点に軍を集める南軍でしたが、手薄な北部に向けてユニットも進めています。

 

 しかしながら、南部から回りこまれた北軍ユニットとの挟撃にあい、貴重なユニット(南軍は除去されたユニットは再配備されない)を失ってしまいます。

 

 ただ、ユニットを失ったことでここまで拠点の防衛と占領を重視していた方針を変更し、残りのユニットを集中して戦闘に勝利することで得点を稼ぐ作戦に出ます。

 

 これが思ったより上手くいき順調に得点を重ねたことで、7ラウンド終了時に規定点を獲得していた南軍の勝利という結果でした。

 

○評価

 シェナンドーバレー戦役をテーマにしたゲームで、もともとが名刺サイズということもあり両軍合わせて11ユニット、1ページのルールと非常にコンパクトなタイトルとなっています。

 ウォーゲームの多くが戦闘にダイス等を使用することが多いのですが、このゲームの場合は手番(ユニットの移動)をどちらが行うかの判定にダイスを使用しており、戦闘は単純にユニット数を比較する形をとっているところが特徴的です。戦場にどれだけの戦力を集めることができたかによって戦闘結果が決まってくるため、戦場をどこに設定し、如何に効率よくユニットを機動させて主戦場に戦力の集中を図るかというところが考えどころになっていますが、その一方で拠点の占拠も勝利点につながるので、そちらにどの程度のユニットを割くかというバランスも難しいですね。ユニット数で劣る南軍はタイブレイクで有利という特性を活かしてどう立ち回るか、ユニットの質(同数で負ける)と機動面で劣る北軍はどう数を活かして南軍の機動力を封じるか、両軍の特色を把握することも大切となりそうです。

 また、上記のとおりイニシアティブの判定はダイスによって行われ、この時の出目によって戦闘フェイズに入るタイミングも左右されるため、狙ったタイミングで移動できない、思ったタイミングで戦闘が発生しないという戦場の不確実性が表現されており、このままならなさがもどかしいながら、その条件下で如何に戦況のコントロールをしようかというのが面白いところです。

 とりあえず、戦闘のタイミングを見計らいながら手番手番にユニットをどう動かすか、手軽ながら考えどころも多く両軍の駆け引きを楽しめるゲームだと思います。

 

 

 ここでちいの家族のひさ(小学生)が参加したいとのことで、こういう場合のために準備していたタイトルをプレイすることに。

 

☆キングスロード

○概要

作者:ライナークニッツィア

対象年齢:10歳以上

対象人数:2-5人

標準時間:30分程度

 

 権力争いが繰り広げられている王国の貴族となり、各地に影響力を及ぼして混乱を治め王の信頼を得ることを目的としたエリアマジョリティ系のゲームです。「古代ローマの新しいゲーム」に収録されている「帝国(自宅ゲーム会17」を参照。)」のリメイクにあたり、特殊効果を持つカードやマップ構成の見直しなどが行われてます。

 

①ラウンドの最初に王コマを移動します。

②各プレイヤーが手札から秘密裏に3枚のカードを選択し同時に公開し、選択したカードに応じたエリアにコマを配置します。

③カードには各エリア番号が書かれたもののほか「騎士(同時にプレイしたカードのひとつに追加でコマを置ける)」「ドラゴン(次のエリアの決算も行う)」「魔女(他プレイヤーのカードを見て、自分の手札を選び直す)」があり、ドラゴンと魔女はゲームを通じて各プレイヤーが1回しか使用できません。

④王コマのあるエリアで決算を行い、コマの数に応じて得点を獲得します。この時配置されていたコマは取り除きますが、単独で最多となったプレイヤーはそのエリアにひとつだけ配下コマを残しボーナスを獲得します。

⑤配下コマのボーナスは同じプレイヤーが配下を配置している連続するエリアの数によって得点が増えていきます。

⑥いずれかのプレイヤーが規定点に到達したラウンドでゲームは終了です。その時点で最も多くの得点を獲得しているプレイヤーの勝利となります。

 

○プレイ経過

 管理人が赤、ちいが青、ひさが灰でゲーム開始時の様子です。中央右にある背の高いコマが王で、時計回りにエリアを移動してきます。

 

 最初は順調な出だしとなりましたが、配下の配置を狙いすぎたせいか得点が伸びず・・・

 

 王がマップを一周するころにはトップのちいとは大きな差をつけられ、ひさにも逆転されています。

 

 何とかひさとの差は詰めていましたが、ちいの独走は止められず。結局、ちいがトップのままゲームは終了で、管理人は3位という結果でした。

 

○評価

 特殊カードの追加やマップ構成の見直し、配下によるボーナスといった要素が追加されており、どれも悪い要素ではなく新たな考えどころにはつながっていますが、ゲーム性を大きく変えるほどではなくプレイ感はほぼ「帝国」なので、概ねの評価についてもそちらを参考にしてもらえればと思います。

 その上で、ゲームとしてはやはり面白いと思いますし、独立したコンポーネントなのでプレイアビリティは確かに高いのですが、とりあえず「帝国」をプレイできる環境があればあえて購入するまでではないかなといった感じではありましたね。

 

 

 後半に続きます。

 

「ボードゲームタイトル一覧」

 


にほんブログ村