平成31年3月23日
3月も残り少なくなって来ましたが、今日も今日とて午後からゲーム会です。とはいえ、本日は夕方からちい宅での食事会の予定があったのでメンバーは集めず、ちいと管理人の2人となっています。
☆日露戦役
○概要
「自宅ゲーム会181中盤」を参照。
○プレイ経過
まずはこちらから。管理人が日本、ちいがロシアを担当します。
最初のターン、ロシア軍へ攻撃を仕掛ける日本軍でしたが出目が奮わずいきなり攻勢が頓挫したかと思われましたが・・・
逆に仕掛けてきたロシア軍への反撃の出目が爆発し2ユニットを除去。あっさりと遼陽への道が開けます。
そのまま3ターン目には遼陽が陥落。何とか状勢を打開しようと攻勢を企図したロシアに対し、再び日本軍による反撃の出目が爆発しここでも2ユニットを除去したことで、陸戦はほぼ決着がついた状況となります。
ロシア艦隊は驚異の粘りを見せ(両艦隊とも一度受けた損壊を回復に成功)日本軍の補給へ常時ダメージは与えていたものの、旅順陥落とともに旅順艦隊が壊滅し、バルチック艦隊の到着もまだまだ時間がかかる状況で海戦面でもほぼ決着。
6ターン目に奉天が陥落しロシア軍が投了したことにより、日本軍の勝利となりました。ちなみに、最後の最後で損害を受けているウラジオ艦隊が日本軍第二艦隊を退けたところは意地を見せていましたね。
☆ニュートン
○概要
作者:SimoneLuciani&NestoreMangone
対象年齢:12歳以上
対象人数:1-4人
標準時間:90分程度
学者となりヨーロッパ中を旅して都市や大学、古代の地を訪ね、新たな知識を収集し、技術や理論の発展に寄与することを目的としたゲームです。
①ラウンド毎に、各プレイヤーは手番順に手札を1枚づつプレイしアクションを行います。
②アクションは「業績(資金の獲得)」「技術(技術トラック上での移動)」「旅(マップ上での移動)」「講義(新たなカードの獲得)」「研究(本棚タイルの配置)」などがあり、プレイしたカードに特殊効果があればその効果も処理します。
③各アクションは、プレイした時点でプレイエリアに同じアクションシンボルがいくつあるかによって効果値が決定されます。
④「研究」により本タイルを配置する場合、一定の条件を満たしていなければならず、多くはマップ上で特定の地を訪ねるか、プレイエリアに必要な本を所持している必要があります。
⑤手番には通常のアクションとは別に、コインを使用してアイテムの獲得なども行えます。
⑥全てのプレイヤーの手札がなくなるかプレイエリアが埋まるとアクションフェイズは終了となります。プレイしたカードの中から1枚をプレイエリアの下段に配置し永久的なアクションシンボルとして使用します。残りのカードは手札に戻します。
⑦ラウンドの最後に個人ボード上の本棚スペースの埋まっている状況に応じて得点を獲得します。
⑧6ラウンドが終了するとゲームは終了します。ゲーム中に獲得した得点に加え、目的スペース、プレイした偉人カードなどから得点を獲得し、最も得点の多いプレイヤーが勝利となります。
○プレイ経過
ゲーム開始時の様子です。一番左がマップボードで、ボード上のコマを移動させます。その隣にあるボードはトラックボードで、上段1/4くらいが業績トラック、残りが技術トラックとなります。技術トラックは一方向にしかコマを進めることができません(フリーアクションやボーナスでコマを増やすことはできる)。
右にあるのが個人ボードで、上段が本棚スペース、その下がアクションカードのプレイエリアとなります。本棚は縦横の列が埋まることで、それ以降の毎ラウンド得点を得ることが出来ます。
序盤、管理人はマップ上の移動を重視し、本棚タイルの達成に必要な各地への訪問を重視します。ちいは業績や偉人の達成を目指すといったところ。
3ラウンドが終了した段階でようやく本棚が埋まりだします。
中盤。管理人が先に本棚を埋め得点を伸ばしていきますが、序盤に溜め込んだ潤沢なコインや偉人カードの達成により、このあたりからちいが追い上げを見せます。
終盤、個人ボード左半分を埋めたちいと、個人ボード右半分を埋めた管理人といったところで、得点的にもほぼ五分五分です。
しかしながら、最終ラウンドようやくプレイした偉人カードと技術トラックの目的スペースが大きな得点を生み出したことで、最終的には管理人が15点程度引き離しての勝利となりました。
○評価
とりあえずタイトルにあるニュートンはテーマ、内容ともにあんまり関係なさそうですw
まあ、それはさておき基本アクション+特殊効果が付与されたカードを使用してアクションを行い得点につなげていくゲームです。一見、コンポーネントのゴチャットした感じからややこしそうな印象も受けますが、基本アクションごとにすることは比較的明確で数もそれほど多くなく、意外と分かりやすいアクションの仕組みとなっています。ちなみに、アクションの効果値は場にあるアクションシンボルの数によって決まるのですが、毎ラウンドプレイしたカードのうち1枚が永続的なアクションシンボルとなるのは特徴的なところで、それにより効果値は上がるもののそのアクションをするカード(機会)が減るということになるため、どのカードを埋め込むか、どのカードを残すかの判断は難しいところです。毎ターン手札が減っていくということになるのでカードの補充は大切で、埋め込むカードと獲得するカードのバランスを考えての取捨選択が必要となります。
また、色々なところで言われて(書かれて)いるのですが本棚は確かに必須といった印象です。というのも、他の多くの得点要素がゲーム終了時やその時々に1回だけ獲得できるのに対し、本棚の得点は毎ラウンドの獲得となるので、序盤からボーナスを獲得していくと大きな得点につながりやすくなっています。ただ、それが悪いというわけではなく、マップは本棚を埋めるための前提条件的な要素であったりするため、各プレイヤーがそのことを前提にしていれば、その上でどうアクションを選択していくかというところは考えどころとなっている印象です。ついでにそう考えると、その他の得点要素も本棚と合わせて効率的に押さえられそうなものを上手く獲得していくという感じで、このあたりの選択も悩ましいところだと思います。
一方で、ボーナストークンやカードの先取りというのはありますが、基本的にどのアクションもほぼ排他性がなく、ソロプレイ感の強さというのはあるかもしれません。個人的にはマップなどにそういう要素があり、もう少しプレイヤー間の駆け引きというのがあってもよかったのではと思わなくはないですね。
とはいえ大きく気になったのはそれくらいで、関連しあう各要素やアクションを連動させながら、如何に上手く得点要素につなげていくか、これらの仕組みが良くできており面白いゲームだと思います。
☆ワーテルロー(翔企画)
○概要
作者:上田広樹
対象年齢:- -
対象人数:2人
標準時間:90分程度
翔企画による簡単なルール、比較的短時間というのが特徴のSSシリーズのひとつで、タイトルのとおりナポレオンが指揮を取った最後の戦いであるワーテルローの戦いををテーマにしたウォーゲームです。
※インストを終えゲームをはじめたところで途中中断となり、次のゲーム会で通してプレイできているため、記事としての詳細は次回に回します。
○プレイ経過
管理人がフランス軍、ちいがイギリスとプロイセンの連合軍でゲーム開始時の様子です。
最初のターン管理人は右翼から攻め上りますが・・・といったところでゲーム終了w
ここで時間となったので本日の「自宅」ゲーム会はここで終了となりました。この後は食事会のためちい宅へ移動しているのですが、そのときにもゲームを行っているのでそちらに続きます。