自宅ゲーム会158 2日目 中盤 シェナンドー 他 | とりあえず日々ボードゲーム

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日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。


テーマ:

平成30年8月17日

 

 引き続きちいと2人でのゲーム会ですが、今度は南北戦争をテーマにした積木ゲーです。

 

 

☆シェナンドー

○概要

作者:TomDalgliesh&GarySelkirk

対象年齢:12歳以上

対象人数:2人

標準時間:2-3時間程度

 

 コロンビアゲームズのタイトルで積み木ブロックを使用したポイントトゥポイントのウォーゲーム。アメリカ南北戦争中期に入る頃(になるのかな)のシェンナドー渓谷におけるバレー戦役をテーマにしたタイトルです。

 

①ターン開始時にダイスを振って先攻、後攻を決定します。

②手番になると、まず司令部を活性化させます。

③活性化させた司令部の指揮範囲内にいる所属部隊は移動をすることが出来ます。指揮範囲外にいるユニットについては落伍判定(失敗すると兵力が減少)によって移動ができます。移動の際、相手プレイヤーのユニットのいるエリアに侵入したら後攻の手番終了後に戦闘となります。

④活性化した司令部は1兵力を減らし、部隊のユニットが全て移動した後で行動を行います。ターンごとに任意の数の司令部を活性化させることが出来ます。

⑤戦闘はユニットのイニシアチブ順(ユニットごとに判断し、同様の場合は防御側が優先)に、兵力分のダイスを振り、戦闘力以下の目が出ればヒットとなります。どちらかが全滅や退却によりユニットがいなくなると残った方が勝利ですが、第3戦闘ラウンドで決着がつかなければ攻撃側は撤退となりますが、防御側は追撃が行えます。

⑥戦闘が終わると、両軍とも補給ポイントを消費し兵力の回復、もしくは分遣隊を登場させることが出来ます。

⑦これらのターンを繰り返し、第16ターンが終了した時点で除去したユニット、支配している他プレイヤーの主要都市、盤外にあるシールド師団(北軍の増援ですが、登場させなければその分が勝利点となる)を集計し、より多いプレイヤーが勝利となります。

 

○プレイ経過

 光の関係でやや暗くなっていますが・・・

 管理人は南軍、ちいは北軍でゲーム開始時の様子です。

 南軍はボード左に手前からユーエル、ジャクソン、ジョンソンと配置されており、ジャクソンだけは活性化させることで指揮範囲のユニットを全て行動させることができます。

 北軍はボードに広く分散していますが、中央にバンクス、奥にフレモントが配置されています。今回はヒストリカルシナリオを採用し、シールド師団は7ターン目まで盤外待機、それ以降にサレム(ボード手前やや右あたり)に登場させるか待機を続けるかを選択するため、現時点では未登場です

 

 序盤、南軍はジョンソンを補給拠点のおさえに残し、ジャクソンとユーエルを前進させ北軍の補給拠点サレムを狙います。一方、北軍は奥のフリーモンとが南軍の補給拠点を狙って前進し、中央のバンクスは散っていたユニットをまとめサレムの防衛にあてます。ちなみに、開始時にボード右手手前にいたハーパーズフェリーの2ユニットは精鋭砲兵を含む強力なユニットで、ルール上では移動不可となっていますがルールミスで移動しています。

 

 サレムを巡る攻防はジャクソンと向かい合うバンクスが動けずユーエルが質量ともに優勢だったのですが、ダイス目に嫌われ思った以上の消耗戦に入ってしまいます。

 

 そのため一見優勢だったバンクス軍との戦いが膠着してし、その間にフレモント率いる部隊はやや損耗(2部隊に分かれており片方は指揮範囲にいないため)を受けつつも、着々とジョンソンの守る補給拠点に接近してきています。

 

 そんな中、サレムは一旦置いておき、主力のジャクソン率いる部隊の突撃で中央に陣取っていたバンクスの部隊を追い落とし、サレムの部隊を孤立させます。

 

 後方に逃げたバンクスの残部隊を追いつつ、補給拠点をおさえようとした南軍ですが、ここに来てサレムにシールド師団が登場。これにより後方が遮断され南軍主力の補給線が途切れます。

 

 終盤に入る頃です。中央に点々と配置されているのはフレモント軍のユニットで、南軍の陣深くに切り込んでおり補給を求めて補給線を何とか作り上げている状況です。一方の南軍は行動が停止する前に何とか補給線の復活に成功。北軍の補給拠点へは切り離した部隊を向かわせ補給を断つ狙いです。

 ここからは、お互い何度も途切れかかる(というか途切れた)補給線をなんとか維持しながら、僅かな補給を受けたその分を相手の補給線の妨害に使うという消耗戦が繰り広げられます。

 

 そんなこんなで、規定のターンが終わりゲームは終了です。配置が完全に入れ替わっており、お互いの補給拠点はほとんどお互いが押さえている状況です。ただ、北軍の右手奥にある補給拠点を押さえに行った部隊があと一歩のところで損耗により壊滅。

 得点計算を行うとユニットの除去は南軍が倍近く除去しているものの、都市の勝利点では北軍が大きく上回り、合計すると僅か1点の差で北軍の勝利となりましたの。最後の壊滅が痛かったですね。

 

○評価

 積み木ゲームの書き出しはいつもコピペですが、基本的に積み木を使ったことによる戦場の霧や部隊の段階的な戦力表現、運の要素など概ねのシステムの評価については、「ユリウスカエサル(「ボドゲ紹介1」を参照)」、「ハンマーオブザスコッツ(「自宅ゲーム会68 中盤」を参照。)」と同様でなのでそちらを参考にしてください。

 ついでに積木以外のシステムについては、エリアとポイントトゥポイントという違いはあっても以前プレイした「ボロディノ1812(「自宅ゲーム会139後半」を参照。)」「シャイロー(自宅ゲーム会143後半)」とほぼ同じシステム(特にシャイローの方と)のためそちらも参考にしてください。

 ただ、バランス面については北軍の方がユニット数が多く、シールド師団を含めなくてもほぼ同数となっており、さらにシールド師団をボード外に脱出する(登場させない)ことで勝利点を獲得することが出来ます。今回のちいは好戦的wだったのでかなり盛り上がりましたが、北軍はそもそも初期から南軍の勝利点をもつ都市を占拠しているということもあって守りに徹した場合、果たして南軍に勝ち目があるのかという点は要検証ではありますが気になったところかな。

 また、戦域が比較的限定的な上、移動力がユニットに関わらずターンごとに1歩(戦闘を行わなければ2歩)とあまり多くなく、両軍とも同じなので簡単に回り込むことも出来ず、結果として正面からの戦闘になりやすい印象で、もう少し機動の余地があってもよかったのかもしれません。

 とまあ気になるところはありますが、システム的には概ね他2作と同様安定のシステムで、テーマの好みはありますがとりあえず積木のウォーゲームとして十分に楽しめるタイトルだとは思います。

 

 

☆センチュリー:イースタンワンダーズ

○概要

作者:EmersonMatsuuchi

対象年齢:8歳以上

対象人数:2-4人

標準時間:30-45分程度

 

 スパイスを扱う商人となって交易を行うことで、巨万の富や名声を獲得することを目的としたゲームで、「センチュリー:スパイスロード(「自宅ゲーム会94 中盤」を参照。)」に続くシリーズの第2弾となり、前作は完全なカードゲームでしたが、近作はボードが登場して見た目は大分異なっています。ちなみに、この両者を組み合わせて遊ぶことも可能です。

 

①手番になると船を移動させます。1マスなら無料ですが、2マス以上移動する場合にはコストとして島にキューブを配置する必要があります。

②移動が終了した島に他プレイヤーの船が配置されていればそのプレイヤーにキューブを支払います。また、移動コストとして支払われたキューブがあれば受け取ることが出来ます。

③移動が終了するとそこで1アクションを行います。島にいた場合は取引所をコストを支払って(1人めなら無料)開設し島のアクションを実行できます。そこが港であれば、港が要求するキューブを支払い勝利点タイルに変換することができます。また、いずれの場所においても黄色キューブ2個を受け取ることも出来ます。

④島からは4種類のタイプがありますが、それら4つを1セットとして島に取引所を建設するごとにさまざまな継続効果のあるボーナスタイルを受け取れます。

⑤いずれかのプレイヤーが4枚目の勝利点タイルを受け取ればゲームは終了です。保有している勝利点タイル、取引所の配置ボーナス、ボーナスタイル、手元に残っているキューブによる得点を合計し、最も得点の高いプレイヤーの勝利となります。

 

○プレイ経過

 ゲーム開始時の様子です。個人ボードには取引所が配置されていますが、縦の4個がなくなることでボーナスタイルが獲得できます。

 中央のボードの四隅に港があり、港に配置してあるタイルの条件を満たすことでタイルが獲得でき、4枚獲得したところでゲームは得点となります。

 

 ボーナストークンをある程度優先する管理人と、港からの得点タイルを優先するちいといった感じでプレイは進みます。ただ、序盤から管理人が必要と思った島にはちいが先に取引所を開設しているような状況で逆はほとんどなく、全体的にはちいの方が有利にゲームを進めます。

 

 ちいが4つめの得点タイルを獲得しゲームは終了です。得点計算を行うと、タイル1枚1枚は管理人の方が得点の高いタイルがあったのですが、4枚集めたちいには少し及ばず。その他の得点でも巻き返せるほどではなくちいの勝利となりました。

 

○評価

 「センチュリー:スパイスロード」に続くシリーズ作品ということで、上手く変換しながら効率的にリソースを集める得点化していくところなどは良く似ているところだと思います。

 一方で、基本的にカードのみで手札を構築しながらリソースの変換や交換を行っていたスパイスロードに比べ、本作ではいくつもの島をランダムに組み合わせたメインボードが登場しゲームを通じて島(アクション)の位置が固定された中を行き来してリソースの変換や交換を行っていきます。このため、ランダムに出てくるカードを集めながら効率的なコンボの構築が重要であったスパイスロードに比べると、どの得点タイルに向けどういう順で島を巡りリソースを集めていくかというのが重要でややアブストラクトチックなプレイ感となっており、悩みどころは少し異なっているため好みがありそうな印象かな。

 面白いのは島のアクションを行うには取引所を開設しなければならず、島ごとに開設するのが遅くなればなるほどコストがかさんでいくところで、どの島に優先的に開設していくかというのは他プレイヤーの動きも見ながら考える必要があります。また、島ごとに設定されたタイプを4種類ともおさえることでボーナスタイルが獲得でき、ボーナスタイルは継続的な効果を持つためゲームを有利に進められるのですが、反面各タイプのものをきちんと集めようとすると必要のない島や経路から外れた島にいかなければならない場合も多く、ボーナスタイルの獲得にどれだけ重点を置くかというのは考えどころです。あと、タイプ毎に多くの取引所を建設することで勝利点ともなるため、こちらもどれだけ重視するかという加減は難しいところですね。

 大きく気になるところはなく、コンポーネントの質やデザインも含め前作と同じく全体的に丁寧にまとまっていて面白いゲームだと思います。ただ、前作に比べてボードが登場し見た目としては華やかになりましたが、内容としてみると地味な方向に向かったかなという印象はあり、個人的には手札の構築と取り回しが面白かった前作の方が好みでしたね。

 

 

 後半に続きます。

 

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