自宅ゲーム会158 初日 アダプトイド 他 | とりあえず日々ボードゲーム

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日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。


テーマ:

平成30年8月16日

 

 さて昨年もこの時期にちいと積みゲーになっている重量級ゲームを遊ぼうという計画を建て、実際に「ウォーオブザリング(「自宅ゲーム会94 前半」を参照。)」をプレイしたのですが、今年も同様なことをしようと声をかけるとOKということで、本日、明日と2日に渡るゲーム会です。とはいえ、初日はあまり時間がなく本番の翌日に向けたウォーミングアップのような感じです。

 

☆ハウスデバイディッド

○概要

作者:FrankChadwick

対象年齢:12歳以上

対象人数:2人

標準時間:60分程度

 

 アメリカの南北戦争のテーマにしたウォーゲームで、特定のエリアや戦いではなく戦争全体を扱っています。

 

①プレイヤーは南軍と北軍に分かれますが、ラウンド毎に必ず北軍から行動を行います。

②手番にはまず移動を行います。この時ダイスを振り、出目の数だけボックス単位で行動をさせることが出来ます。通常歩兵は1ボックス、騎兵は2ボックス移動できます。この他、川を利用した移動や北軍のみですが海上移動なども行えます。また、移動の変わりに塹壕を構築することも可能です。

③移動が完了した時点で、両軍のユニットが同じボックスにいると戦闘となります。戦闘は防御側が先に射撃を行い、ダイスによって判定されます。どちらかが全滅や退却によってボックスからいなくなれば残ったほうが勝利です。

④戦闘に勝利した場合、戦闘に参加した1ユニットを昇進させることが出来ます。この時戦闘の結果とは別に、ボード上の任意の1ユニットを昇進させることが出来ます。

⑤昇進後、新兵の補充が行われます。ダイスを振り出目に応じた数までをボード上にユニットを配置できます。

⑥ラウンドの最後に自軍占領下でないボックスに歩兵が存在している場合占領が行われます。騎兵は一時的な占領しか行えず、ユニットがそのボックスを離れると占領状態も解除されます。

⑦ボックスによっては動員ユニット数に影響を与えるものがあります。これらを占領することで動員数が増え、奪われると減ることとなります。最大動員数を超えるユニットをボード上に配置することは出来ません。

⑧これらの手番を繰り返しゲームは進みます。北軍は特定のボックスを支配することが出来れば勝利となります。南軍はワシントンを占拠するか、最大動員数で北軍を上回れば勝利となります。また、40ラウンドが経過した時点でゲームは終了となり、この時点で北軍が勝利していなければ南軍の勝利となります。

※これは基本ゲームのルールです。この他に選択ルールや上級ルールなどがかなりの量あります。

 

○プレイ経過

 今回ははじめてと言うこともあり基本ルールのみ、管理人が南軍担当、ちいが北軍担当です。北軍は大陸北部に東西に展開しており、南軍も南部で同様に展開していますが、一部はワシントン近辺、1ユニットがミズーリ州に配置されています。

 ゲームの勝利条件的にワシントンを陥落させれば勝利なわけですが、さすがに数に勝り要塞化されているワシントンを即時に落とすことは難しいため、東部は膠着を狙い中部と西部の部隊を中心に行動させます。

 

 そんな感じで始まった序盤ですが、西部では攻勢にでて防御側が有利だったとはいえ1対1で破れ・・・

 

 東部からはワシントンから打って出てきた部隊に破れと、ダイス目が振るわず連戦連敗。

 

 

 ただ、退却はしつつも動員兵力に関わるボックスは守るように動き、さらに中央では中立のケンタッキー州に進出。

 

 この前進に反応して北軍も中央の兵をケンタッキー州に進めてきます。これで、ちょうどケンタッキー州の北側にある北軍の動員兵力に関わるボックスからユニットがいなくなります。

 

 この隙を突いて河川移動により南軍が進軍、動員兵力に関わるボックスを立続けに占領します。さて、ここまでの戦闘については前述の通り(書いてないものも含め)ほぼ南軍が全敗といったところだったのですが、ここで南軍の動員兵力が北軍のものを追い抜いたので南軍の勝利となりました。

 

○評価

 アメリカの南北戦争をテーマにしたウォーゲームですが、標準時間が60分となっているようにこれだけの規模の戦いをこの時間でプレイできるように調整しているのが一番の特徴でしょうか。まあ、フルラウンドプレイし場合は標準時間よりまだかかるとは思うのですが、実際にはそれより前に決着がつくケースもありますし(今回は早すぎですがw)、どちらにしてもアメリカ南北戦争全体のゲームとしてルールもそれほど難しくなくかなり手軽なゲームだと思います。

 また、通常のウォーゲームであればゲームを通して部隊のレーディングが変わらないことも多いのですが、このゲームの場合は戦争に勝つことでユニットがアップグレードしていくところは特徴的で、新兵として参戦したユニットが戦場を生き抜き徐々に成長してベテランとして主力を担ってくれるところなどはなかなか面白い試みだと思います。ちなみに、そうして成長をすることで新兵がストックに戻り、再度補充で参戦することで全体のユニット数が増えていく仕組みで、ややゲーム的ではありますがこのあたりの軍拡をどうマネジメントするかも大切なところです。

 一方で、少なくとも基本ゲームにおいてですが南軍、北軍の特色があまりないため、南北戦争という雰囲気が薄いのは気になるところかな。この点を補うのが選択ルールや上級ルールなのですが、これらを加えると当然のことながら、最初に書いた特徴であるルールやプレイ時間といった部分は重くなるので好みが出そうです。

 あとは、移動にしても新兵の補充にしてもダイスを基準にしているため、このあたりの運の影響は大きいのではと思います。

 とりあえず、基本ルールのところまででも比較的手軽なウォーゲームとしてプレイしやすくなかなか楽しめると思います。ただ、南北戦争のウォーゲームとして見ると、もう少しフレーバーは欲しいかなという印象です。個人的には、序盤の南軍にもう少し戦闘で有利になるような調整は欲しいところでしたね。

 

 

☆アダプトイド

○概要

作者:NéstorRomeralAndrés

対象年齢:8歳以上

対象人数:2人

標準時間:20分程度

 

 足やハサミを増やしながら進化を続けるアダプトイドを操作しながら、敵対するアダプトイドの殲滅を目指すアブストラクトゲーです。ちなみにアブストラクトばかりを発売しているネスターゲームズのゲームは布袋に入っており、袋の横に描かれているマークでタイトルを見分けるようです。

 

①手番には自分のアダプトイドを1コマ移動させます。アドプトイドはついている足が移動力でその数だけ移動できます。

②相手プレイヤーのアダプトイドと同じマスに移動すると捕獲することができますが、そのためにははさみの数で上回っていなければいけません。

③移動後、ボードに新たなアダプトイドを配置するか、既に配置されているアダプトイドに足かハサミを追加します。

④足かハサミを追加されたアダプトイドはその周囲に追加されているパーツの数だけ空白スペースが必要となります。プレイヤーの手番が終わる都度、必要な空白スペースを確保できていないアダプトイドは除去されます。

⑤これらを繰り返し、どちらかのプレイヤーが相手プレイヤーのアダプトイドを5コマ除去することで勝利となります。

 

○プレイ経過

 管理人が黒、ちいが白でゲーム開始時の様子です。最初にアダプトイドが1コマ配置されていますが、足がなく移動力もないため成長させてから移動させなければなりません。

 

 お互い手足がはえたアダプトイドとなりましたが、上記のように管理人が懐に飛び込み、新たなアダプトイドを追加しちいのコマを窒息に追い込みます。ただ、続くちいの手番で管理人のコマも窒息させられてしまい振り出しに戻ります。

 

 その後はお互いアダプトイドを成長させながら攻撃の機会をうかがいますが、ちいの隙を突いて立続けに捕獲と窒息でアダプトイドを減らし、先に5コマをの除去に成功した管理人の勝利です。

 

○評価

 アダプトイドと呼ばれる生物の生存競争をテーマにし相手のコマを上手く除去していくことを目的としていますが、完全アブストラクトのゲームにしてはコマが成長していくのが非常に特徴的です。しかも単に将棋のように裏返って強くなるというのではなく、攻撃に必要なハサミか移動に必要な足を取り付けることでひとつひとつを好みの形状に成長させることができ、分裂して数を増やすことも出来るため、どれくらいの数のアダプトイドをそれぞれどのように成長させるかというのは悩ましいところです。

 また面白いのは「呼吸」という要素で、どれだけ強力に成長したアダプトイドであっても、周囲に呼吸するためのスペースがなければ簡単に除去されてしまいます。呼吸に必要なスペースは成長して強力になればなるほど多くなるため、強力なアダプトイドはその分繊細なコマの操作が求められるのが難しいところです。ちなみに、この要素のおかげで全く攻撃力がない移動のみのアダプトイドであっても使い道が出てきており、その分だけ成長の幅になっているのはいいところだと思います。

 大きく気になるところはなく、とりあえずアブストラクトのゲームながら成長と呼吸という要素によりコマで生物っぽさを上手く表現しているのが独特で、それらの要素を活かしながら繰り広げられる生存競争がとても面白いゲームです。

 

 

 ここで時間となったので初日は終了で、翌日に続きます。

 

 

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