さて、6月のゲーム会は後半にバタバタと開催できたので、時間的に短い日もありましたが、思ったより開催できた感じがありましたね。今月も傾向としては6月と同じような予定で、7月当初に1回行えましたが、前半はしばらく予定がなく、その分後半にしっかりと、という感じになりそうかな。
それにしても暑い日が続くので部屋の湿度とかが気になる時期になりましたね。とりあえず、湿気取りを複数ボードゲーム周辺に配置していますが、数日で水が溜まりだしているのでこれからが心配です(涙)
さて、そんな管理人の近況はともかくとして、いつものように6月中に購入したボードゲーム(の一部)の紹介です。ちなみに今月は社会人の懐が潤う時期なので少し買いすぎた感が・・・まあ、紹介するのはやっぱり一部なわけです。
で、まずはライナー先生枠からの紹介です。先月は購入レポートを始めてから初となるライナー先生枠「0」という事態でしたが、今月は無事(?)購入していますのでご安心くださいw
☆京都
○概要
作者:ライナークニッツィア
対象年齢:8歳以上
対象人数:1-4人
標準時間:20-30分程度
日本庭園の造園をテーマにしたタイル配置系のゲームです。ちなみにこのゲーム、メビウスゲームズさんの20周年記念として製作されたというある意味すごいタイトルですね。
購入;駿河屋さん
☆パラッツォ
○概要
作者:ライナークニッツィア
対象年齢:10歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:45-60分程度
15世紀フィレンツェにおける宮殿の建設競争をテーマにしたゲームで、競りによって建物タイルを購入し配置していくようです。購入した建物タイルを重ねるように配置することで宮殿を建設していきますが、使用している素材や建物タイルの価値によってボーナスがあるので、それらを考えながら建物タイルを購入していく必要がありそうですね。
購入:駿河屋さん
☆ハリウッドブロックバスター
○概要
作者:ライナークニッツィア
対象年齢:10歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:45-60分程度
映画プロデューサーとなり、3つの映画を完成させることを目的としたゲームです。映画を作るためには、監督や役者などを集める必要があり、獲得は競りによって行われますが、競りで支払ったコストは支払い者以外で分配するという、少し変わった方法をとっているようです。また、総合点も大事ですが、特定の部分に特化したタイトル、はては最も評価の低い映画にもボーナスがついているのも面白いところかもしれません。
購入:駿河屋さん
☆エルドラド
○概要
作者:ライナークニッツィア
対象年齢:10歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:30-60分程度
今年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた、ライナー先生にとっておそらく初と思われるデッキビルドを使用したゲームです。黄金都市を探してジャングルを進む冒険者たちのレースがテーマとなっており、黄金都市までの道のりをボードの組み合わせにより可変させることが出来るのはリプレイアビリティが高そうですね。今月中には年間ゲーム大賞が発表となるので、出来れば発表までにプレイしたいところではありますがタイミング的に難しそうかな。とりあえず、どのタイトルがとるのかは楽しみなところです。
購入:メビウスゲームズさん
続いて「軽量級枠(60分くらいまでですが、この辺の基準は管理人の適当です)」です
☆オレゴン
○概要
作者:Ase&HenrikBerg
対象年齢:8歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:45分程度
17世紀、新天地を求めオレゴンにたどり着いた人々による、オレゴンの発展を目的としたゲームです。内容としては、カードプレイによるタイル配置系なのですが、タイルだけでなく開拓者コマの配置も重要といった感じです。
購入:駿河屋差さん
☆ポンペイ
○概要
作者:クラウスユルゲン
対象年齢:10歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:45分程度
大きく2つのフェイズに分かれていて、前半はポンペイの街に住民を配置し街を繁栄させ、後半は噴火したヴェスヴィオ火山の噴火から人々を逃がすといった、バカゲーっぽい雰囲気が漂う微妙に不謹慎な内容のゲームです。
購入:IOGMさん
次は「中量級枠(60-90分くらいまで)」です。
☆ホットティンルーフ
○概要
作者:レオコロヴィーニ
対象年齢:10歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:45分程度
ネコとなって夜の街を動き回り、仲間とであったり、食料を集めたり、住処を作ったりすることで、街で一番影響力をもつネコになることを目的としたゲームです。とりあえずテーマからして「?」なわけですが、作者がコロヴィーニ氏で、氏らしくないテーマだなあという感じではありますね。ただ、ネコをテーマにした対象年齢が高めのボードゲームというのは結構珍しい立ち位置ではないでしょうか。
購入:駿河屋
☆シュメール王国
○概要
作者:ディルクリーケンス
対象年齢:10歳以上
対象人数:3-4人
標準時間:30-60分程度
古代シュメール王国における都市国家の支配権を争うエリアマジョリティ系のゲームですが、時代の変遷とともに、繁栄している都市国家が変わるのが特徴でしょうか。全体的に地味な印象ですが、何故か以前から気になって探していたタイトルです。
購入:駿河屋さん
☆マハラジャ
○概要
作者:ウォルフガングクラマー&ミハエルキースリング
対象年齢:12歳以上
対象人数:2-5人
標準時間:90分程度
マハラジャに使えるラージャとなって、インド各地の都市の発展に尽力することが目的のゲームで、マハラジャは定期的に各都市に訪れ、ラージャの貢献度に応じて資金を援助します。ちなみに管理人が「マハラジャ」と聞くと、某TVゲーム「いた○○ストリート」(管理人がしていたのはかなり昔でスーファミ版)に登場し、金をばら撒いて帰っていくキャラクターのイメージが非常に強かったりしますが、このゲームもそんな感じっぽいですね。
購入:ボードゲームリサイクルCUBEさん
☆パースートオブハピネス
○概要
作者:AdrianAbela&DavidChircop
対象年齢:12歳以上
対象人数:1-4人
標準時間:60-90分程度
人生ゲームといえば人生ゲームですが、有名なスゴロクタイプのあれではなく、ワーカープレイスメントによりプレイヤーの人生を謳歌しようといった感じのゲームになります。なお、実際配置に使うのはワーカーではなく砂時計(タイム)なわけで、時間を費やしてアクションを行います。結婚するとワーカー(時間)が減ったり、ストレスが溜まれば長生きできなかったり、妙にリアルなシステムだったりして面白そうな感じです。
購入:ケンビルさん
続いては「重量級枠(120分超&ウォーゲーム)」です。ここのところウォーゲーム専用の枠になっていましたが、久々にウォーゲーム以外も購入しています(もちろんウォーゲームもあり。)。
☆古代2
○概要
作者:マックゲルツ
対象年齢:12歳以上
対象人数:3-6人
標準時間:90-120分程度
古代文明の国家を率いて、国家の繁栄を目指すゲームです。マックゲルツの代名詞であるロンデルシステムを使用した多人数ウォーゲームのような内容ですが、戦争をしなくても技術開発や内政で勝利点を稼ぐことはできるみたいです。まあ、最終的にはどこかで戦争を起こしたほうが効率は良さそうですなんですけどね。
購入:駿河屋
☆ロレンツォ・イル・マニーフィコ
○概要
作者:FlaminiaBrasini&VirginioGigli&SimoneLuciani
対象年齢:12歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:60-120分程度
ルネサンス期、フィレンツェに居を構える貴族となって街の発展に寄与することで名声を集めます。毎ラウンドダイスを振ることによって一族の能力が決まり、実行可能なアクションが変化しますが、基本的には比較的シンプルなワーカープレイスメント系のゲームのようです。
購入:バネストさん
☆トラヤヌス
○概要
作者:ステファンフェルド
対象年齢:13歳以上
対象人数:2-4人
標準時間:1人あたり30分程度
トラヤヌス帝統治時代のローマにおいて、権力を掴むことを目的としており、マンカラを使ったアクションの選択が特徴のゲームです。同作者の「ブルゴーニュ(「自宅ゲーム会55 前半」を参照。)」と並びBGG100位圏内の評判の高いタイトルです。管理人的にフェルド氏は、世間一般に人気だけど何故か管理人はあまり引かれないという立ち位置でしたが、最近は微妙に興味が出てきたりしています。
購入:バネストさん
☆戦国大名
○概要
作者:黒田幸弘
対象年齢:12歳以上
対象人数:1-8人
標準時間:30分程度~(シナリオによりけり)
戦国時代における大名となって自分の勢力を強大にすることを目的としたゲームです。まあ、ざっくりいうと「信○の野望」をボードでやろうといった感じでしょうか。
購入:サンセットゲームズさん
☆アテネ&スパルタ
○概要
作者:TomDalgliesh
対象年齢:12歳以上
対象人数:2人
標準時間:2-3時間程度
ブログでもいくつか紹介しているコロンビアゲームズのタイトルで、テーマはアテネとスパルタの戦いとなったペロポネソス戦争です。中立の都市国家をどう扱うかが重要になりそうなゲームですね。
購入:サンセットゲームズさん
☆リチャード3世
○概要
作者:TomDalgliesh&JerryTaylor
対象年齢:12歳以上
対象人数:2人
標準時間:1-3時間程度
上記「アテネVSスパルタ」と同じくコロンビアゲームズのタイトルで、テーマはイングランドにおけるランカスター家とヨーク家の間で起きた薔薇戦争です。自分の支持基盤となる貴族の支援を集め、王位につくことが出来るというのが特徴でしょうか。
購入:サンセットゲームズさん
☆タンクス+
○概要
作者:堀場亙
対象年齢:- -
対象人数:2人
標準時間:30分程度
第二次世界大戦における戦車戦をテーマにしており、多くのウォーゲームで1ユニットが師団などの一定のグループ単位であるのに対し、このゲームの場合は1ユニット1車両という設定が特徴ですね。難易度的にも初心者の向けに作られたタイトルのようで、プレイ時間も含め非常にプレイアビリティは高そうです。
購入:IOGMさん
☆海運級太平洋戦争
○概要
作者:長浜和也
対象年齢:- -
対象人数:2人
標準時間:2-3時間程度
第二次世界大戦における太平洋戦争をテーマにしており、その中でも珍しく輸送船団による海運に焦点を当てたゲームです。ただでさえ広い太平洋で陸海空軍に加え補給という部分に切り込みすぎると非常にややこしくなりそうな印象ですが、輸送船団を直接マップ上に並べることで補給ラインを敷くという方法をとっており、わかり易くなっているようにも感じ面白そうなのですが実際はどうなんでしょうね。
購入:小さなウォーゲーム屋さん
☆太平洋の土下座
○概要
作者:長浜和也
対象年齢:- -
対象人数:2人または4人
標準時間:90-120分程度
上記の「海運級」と同じ作者が、ゲームマーケット2017春に同じタイミングで販売を開始したタイトルで、テーマも同様に第二次世界大戦における太平洋戦争です。しかしながら、こちらはシンプルなルールにまとめプレイアビリティの高さを優先しているような感じです。ちなみに、タイトルからすると一見イロモノにも感じますが、「海軍と陸軍の確執」の再現も狙っているようで、土下座をしてでも異なる軍の協力を得て、国家の勝利以上に自分たちの組織の面目をかけて成果をだすという辺りからきているようです。
購入:小さなウォーゲーム屋さん
☆PacificGO
○概要
作者:堀場亙
対象年齢:- -
対象人数:2人
標準時間:90-120分程度
太平洋戦争をテーマにした戦略規模のゲームで、他のウォーゲームのようにユニットごとに細かい違いがなく、使用するユニットはシンプルに陸軍、海軍の違いしかなく、GO(碁)とされているようにアブストラクトよりのゲームのようです。
購入:小さなウォーゲーム屋さん
以上が今月購入したゲーム(の一部)です。最近の傾向とは逆に、今月は軽量級がほとんどなく中量級から重量級がかなり多めでしたね。する時間をとらないと・・・
それにしても、今月は少し買いすぎでした。一応、その反省でただいま買い控え中です。これが続くかは、まあ次月をお楽しみにw
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